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  1. 長崎市議会 2020-03-09
    2020-03-09 長崎市:令和2年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前9時57分= ◯筒井正興委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。 〔審査日程について協議した結果、第9号議案 「令和2年度長崎市一般会計予算」の審査順序に ついて出席理事者の調整のため中央総合事務所が 出席する部分から審査を行うことに決定した。〕 2 ◯筒井正興委員長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費のうち、まちづくり部及び総合事務所所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 3 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書の252ページ及び253ページをお開きください。第1目都市計画総務費につきましては、253ページの説明欄の2.交際費と3.都市計画推進費の全部、4.都市交通対策費のうち3.地域公共交通検討調査費及び5.路線バス運行対策費。  続きまして、255ページをお願いいたします。255ページの説明欄、6.離島航路維持対策費から8.コミュニティバス運行費まで、次に5.新幹線事業推進費と6.景観対策費の全部、そして7.事務費の一部、8.【単独】新幹線整備推進事業費の全部でございまして、その額はまちづくり部提出の委員会資料1ページに記載のまちづくり部予算一覧の14行目に記載していますとおり予算額12億7,817万円で、前年度当初予算額に対しまして5億6,333万9,000円の増となっております。これにつきましては新幹線開業に向けて鉄道・運輸機構が施行する事業が最盛期を迎えることに伴う九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金の増並びに国土基本図の修正業務の実施による増などによるものでございます。  主な事業の内容につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当所属長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 4 ◯谷口都市計画課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料の43ページをお開きください。第1目都市計画総務費のうち都市計画課所管分につきましてご説明いたします。  まず、国土基本図作成費としまして、当初予算額1億2,100万円を計上さしていただいております。1.事業概要でございますが、長崎市全域の地形や道路、家屋などを詳しく描いた地図いわゆる国土基本図のもととなる航空写真は平成24年度に撮影したものであり6年が経過していたことから、その後の地形や建物配置等の変化を反映させ最新の地図情報に修正するために令和元年度に航空写真の撮影を行いました。令和2年度にはそれをもとに国土基本図を更新するものでございます。事業期間及び総事業費につきましては記載のとおりでございます。次に、2.令和2年度事業内容でございますが、国土基本図を修正・更新するための委託料を計上させていただいております。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  44ページをお開きください。4.スケジュールにつきましては記載のとおりでございますが、表の一番最後の行に記載の長崎県が行う都市計画基礎調査の根拠となります都市計画法を参考資料として記載しておりますのであわせてご参照ください。  45ページをごらんください。作業のイメージを整理しております。令和元年度に上段の航空写真を撮影し、令和2年度にはこの航空写真をもとに下段の国土基本図を修正するということになります。
     46ページをお開きください。修正した国土基本図の活用事例について整理しております。まず、上段の1)販売用図面ですが、修正した国土基本図を2,500分の1や5,000分の1などに編集し販売しておりますが、その図面のベースとなる地図として活用することになります。次に、下段の2)都市計画情報システムですが、同システムでは用途地域や都市計画道路などの都市計画に関する情報を画面で見ることができますが、そのベースとなる地図として活用することになります。  47ページをごらんください。3)基礎調査ですが、この調査では具体的に上段の土地利用の現況図や下段の建物用途の現況図などを作成することになりますが、そのベースとなる地図として活用することになります。このほかこの国土基本図は庁内の関係部局が行う各種事業や計画などにおきましても幅広く利用されることになります。  資料が飛びますが、78ページをお開きください。  次に、地域公共交通検討調査費としまして、当初予算額840万円を計上させていただいております。1.事業概要でございますが、人口減少、少子・高齢化の進行などから公共交通機関の利用者が毎年減少してきており、このまま何も手を打たなければ利用者が少ない路線を中心に減便や路線の廃止などが懸念されております。そこで将来的にも公共交通ネットワークを維持していくためには持続可能な公共交通機関へと転換していく必要があり、そのための方策等を検討していくための基礎資料として交通系ICカードのデータを収集・分析し利用実態の把握や将来の予測を行おうとするものでございます。次に、2.令和2年度事業内容でございますが、市内の交通事業者が保有する交通系ICカードのデータを借用しそれを分析するための委託料を計上させていただいております。この業務委託ではバス路線網の効率化、見直しに向けた基礎資料を作成すること。地域公共交通活性化再生法に基づく地域公共交通網形成計画の策定資料や地域住民への説明資料としての活用を図ることなどを目的とし、路線ごとの利用者数や収支状況などについて現状把握や分析を行うとともにその結果を踏まえ将来予測などを行おうとするものでございます。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  79ページをごらんください。昨年8月から取り組んでおりますまちをつなげるプロジェクトのうち安心して暮らせる公共交通の仕組みをつくるに関する取り組みを体系的に整理したものでございます。令和元年度におきましては、後日所管事項調査でご説明させていただきますが、公共交通ネットワークのあるべき姿を明らかにするとともに、取り組むべき方向性を示すものとして長崎市公共交通総合計画の策定を進めております。あわせましてバス路線の持続可能な姿への転換、コミュニティバスの見直し、縁辺部における新たな仕組みづくりを取り組みの大きな柱とし、情報収集や見直し案の検討などを進めているところでございます。令和2年度からは各取り組みを行う具体的な地域を選定し、交通事業者や地元などとの協議・調整に入ってまいりたいと考えております。今回予算計上しております交通系ICカードの分析に係る業務委託の成果につきましては、こうした取り組みを交通事業者や地元の皆様と検討していく上での基礎資料として、また長崎市公共交通総合計画地域公共交通網形成計画へ展開していくための資料として活用していくということになります。  80ページをお開きください。次に、路線バス運行対策費としまして当初予算額1,781万7,000円を計上させていただいております。1.事業概要でございますが、式見地区及び香焼地区において地域住民の利便性の向上などを図るため路線バスの運行に対して支援を行うもので、運行路線としましては滑石式見線と香焼恵里線の2路線でございます。次に、2.令和2年度事業内容でございますが、この2路線の運行に係る運行事業者への1年間の補助金でございます。3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  81ページをごらんください。路線別の運行概要でございます。横向きにしてごらんください。表の左側には運行概要を、中ほどには平成29年度と平成30年度の利用状況を、右側には令和元年度と令和2年度の予算額をそれぞれ記載しております。令和2年度の補助金の合計は表の右から2列目の一番下の欄に記載のとおり1,781万7,000円でございます。  次の82ページと83ページにはそれぞれの路線図を記載しておりますので後ほどご参照ください。  84ページをお開きください。次に、離島航路維持対策費としまして、当初予算額1億1,394万4,000円を計上させていただいております。1.事業概要でございますが、地域住民の生活を守り離島地域の振興を図るために本土と離島を結ぶ唯一の公共交通機関である航路の運航のために必要な支援を行うもので、支援を行う長崎・伊王島・高島航路と池島・神浦航路の概要につきましてはそれぞれ記載のとおりでございます。下段の2.令和2年度事業内容でございますが、(1)予算内訳としましては、この2つの航路の運航に係る運行事業者への1年間の補助金と関係機関との協議などに要する旅費などのその他の経費でございます。  85ページをお開きください。(2)補助金内訳でございますが、2つの航路の令和元年度と令和2年度の収支などを表に取りまとめております。長崎・伊王島・高島航路については国、県、市で、また池島・神浦航路については市のみで補助し航路を維持しているところでございます。次に、中ほどの3.財源内訳とその下の4.利用状況につきましてはそれぞれ表に記載のとおりでございます。  86ページをお開きください。離島航路の航路図でございます。後ほどご参照ください。  87ページをごらんください。次に、公共交通空白地域対策費としまして、当初予算額2,601万1,000円を計上させていただいております。1.事業概要でございますが、バス空白地域に居住する地域住民の利便性の向上などを図るため丸善団地地区など市内5地区におきまして乗合タクシーを運行するものでございます。次に、2.令和2年度事業内容でございますが、予算の内訳としましては運行に係る運行事業者への1年間の補助金と、標柱の修繕費などのその他の経費でございます。3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  88ページをお開きください。乗合タクシーを運行をしております5地区の運行概要でございます。横向きにしてごらんください。表の左側には路線の概要を、中ほどには平成29年度と平成30年度の利用状況を、右側には令和元年度と令和2年度の予算額をそれぞれ記載しております。令和2年度の補助金の合計は表の右から2列目の一番下の欄に記載のとおり2,581万1,000円でございます。  次の89ページから93ページにかけましては各地区のルート図でございます。後ほどご参照ください。  次に、94ページをお開きください。次に、コミュニティバス運行費としまして、当初予算額8,082万9,000円を計上させていただいております。1.事業概要でございますが、長崎地域市町村建設計画などに基づきまして合併した各地区のバス空白地域や交通が不便な地域において住民の利便性の向上を図るためコミュニティバスなどを運行するもので、運行路線につきましては記載のとおりでございます。次に、2.令和2年度事業内容でございますが、予算の内訳としましては運行に係る運行事業者への1年間の補助金と、旅費や修繕費などのその他の経費でございます。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  95ページをごらんください。路線別の運行概要でございます。横向きにしてごらんください。表の上段が離島バス路線、下段が地域コミュニティバスとデマンド交通で、表の左側には運行概要を、中ほどには平成29年度と平成30年度の利用状況を、右側には令和元年度と令和2年度の予算額をそれぞれ記載しております。令和2年度の補助金の合計は表の右から2列目の一番下の欄に記載のとおり8,006万4,000円でございます。  次の96ページから104ページにかけましては各路線の路線図でございます。後ほどご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 5 ◯濱崎まちなか事業推進室長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料48ページをごらんください。第1目都市計画総務費のうちまちなか再生推進費、予算額2,170万1,000円についてご説明いたします。1の事業概要でございますが、まちなかの魅力の顕在化などによるにぎわいの創出を図るまちぶらプロジェクトのうち町並みの整備などの助成や、市民等の活動に対する支援、情報発信などまちなか事業推進室が直接実施するものでございます。次に、2の令和2年度の事業内容といたしましては、(1)中島川・寺町地区まちなみ整備助成金、予算額1,000万円を計上させていただいております。中島川・寺町周辺におきまして長崎の和の魅力を顕在化するため、町家の保全や町家と調和した町並みを面として整えるための助成を行うもので、4件相当分を計上いたしております。なお、対象区域を49ページに記載しておりますのでご参照ください。  次に50ページをごらんください。(2)まちなか町家等活用助成金でございます。新規事業として予算額400万円を計上させていただいております。目的でございますが、まちなかエリアの町家等を地域の魅力的な資源として有効活用することにより、さらなるまちのにぎわいや魅力向上につなげるものです。先ほどの町並み整備は面の整備ですが、この助成金はにぎわいを点で創出させ、波及させていこうとするものでございます。これまでまちなみ整備助成金区域外で町家等の活用の相談がありましたけれども、対応できなかったことやインバウンドの増加とともに日本の伝統的建築物を見たい・体感したいというニーズが高まっていることから、町家等をまちの活性化に生かしていきたいと考えております。  1)対象区域でございますが、51ページをごらんください。赤の点線がまちぶらプロジェクトのエリアでございます。そのうち、新大工エリアと山手エリアを除く紫色で示す3エリアを対象としております。町家等の活用がエリアのまちづくりの方針に影響を与えず、魅力とにぎわいの強化につながる三つのエリアを対象といたしました。また、緑色で示しております町並み整備の対象区域については除外としております。  50ページにお戻りください。2)対象建造物でございますが、指定文化財等を除く建築基準法施行前の建築物としております。次に、3)対象用途といたしましては、小売業などにぎわいの創出に寄与する用途としており、4)助成内容といたしましては修繕・復元を対象とし、上限を400万円としております。5)スケジュールにつきましては記載のとおりでございます。  次に52ページをごらんください。(3)まちぶらプロジェクト推進事業として予算額70万円を計上させていただいております。この事業はこれまでの魅力づくりの取り組みにより一定ハード整備が進んでまいりましたので、今後ますます観光客や市民に新たな魅力を積極的に発信することで、さらなる来街者の回遊や滞在時間の延長を促すなど、にぎわいを高めようとするものでございます。具体的には5つのエリアにおいてQRコードを活用いたしまして、民間事業者と連携しながら古写真などエリアの魅力発信の実験的な取り組みを行います。また、唐人屋敷につきましてもQRコードを活用し絵図等による魅力発信や案内板の更新とあわせて魅力発信の強化を行うなど、実験的な取り組みを行おうと考えております。  次に、53ページの(4)地域まちづくり活動事業、予算額100万円でございますが、季節に応じた歳時など地域などと連携して行うもので、まちづくり活動への参加のきっかけづくりに取り組むものです。また、(5)まちなかにぎわいづくり活動支援事業、予算額200万円につきましては、市民や地域団体などのアイデアによるにぎわいづくり活動を支援するものでございます。  なお、財源内訳は54ページに記載いたしておりますのでご参照ください。  また、まちぶらプロジェクトの概要につきましても55ページ以降に記載しておりますので後ほどご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 6 ◯中井景観推進室長 資料は57ページをお開きください。引き続き第1目都市計画総務費のうち景観推進室所管分についてご説明いたします。  事業名は歴史的風致維持向上推進費といたしまして予算額1,714万5,000円を計上しております。1の事業概要でございますが、令和元年度に策定する長崎市歴史的風致維持向上計画に基づき地域固有の歴史的風致の維持及び向上を図り、営みとにぎわいが共生できるまちづくりを推進するものです。計画期間は令和2年度から令和11年度でございます。予算のご説明の前にまず歴史的風致維持向上計画につきましてご説明させていただきます。  資料は飛びまして59ページをお開きください。歴史的風致維持向上計画歴史まちづくり法に基づき策定するものでございます。(1)法の目的ですが、全国の歴史的町並みやそこで行われる祭りなどの伝統な活動は維持管理費や担い手不足などの理由により失われつつあります。そのため文化財を点で守るのではなく、それら周辺の市街地も含めて面的に維持・向上させる市町村の取り組みを国が支援するものでございます。(2)国の役割と(3)市の役割ですが、ページ中ほどの図をごらんください。まず、赤枠の市は本計画を策定し、青枠の国がそれを認定いたします。その後市が重点区域で行う事業に対して、国は重点的な支援を行うものです。支援内容といたしましては面的なハード整備が中心となっております。次に、(4)の歴史的風致及び重点区域の要件ですが、これらは全て法で定められております。まず、ア 歴史的風致の要件でございますが、1)伝統的な活動が50年以上続いていること。2)その活動が行われている歴史的建造物があること。3)それらが一体となって良好な市街地環境が形成されていることです。これら3つの要件を全て満たす必要がございます。そのため、たとえ文化財であってもそこで50年以上続く活動が行われていなければ歴史的風致にはなり得ません。次に、国の支援の対象となる重点区域の要件ですが、歴史的風致のうち区域内に国指定の重要文化財などがあること及び重点的かつ一体的に推進することが特に必要である区域とされております。よって、国の重点的支援を受けるためには、歴史的風致と重点区域の両方の要件を満たす必要がございます。  60ページをお開きください。長崎市では文化財行政におけるマスタープランとなる歴史文化基本構想を平成27年3月に策定し、この中で保存活用区域を10区域設定しております。歴史的風致維持向上計画歴史文化基本構想を踏まえながら、文化財行政とまちづくり行政の連携により歴史的資産を生かしたまちづくりを推進するための基本計画となるものです。(2)計画期間は10年間です。(3)長崎市の歴史的風致は、国の支援の対象となる歴史的風致と重点区域の両方の要件を満たすものといたします。右の図をごらんください。歴史的風致の選定は緑色の枠の歴史文化基本構想歴史文化保存活用区域10区域に、歴史的風致の要件と重点区域の要件のフィルターを順番にかけていき、最終的に全ての要件を満たした赤色の枠内の5つが歴史的風致としております。(4)長崎市の重点区域は5つの歴史的風致のうち財政面及び業務量の面からも優先順位をつけて取り組む必要があると考えておりますので、まずは山手区域としております。(5)計画の構成は法の運用指針に基づき序章から第7章までで構成されています。  61ページをごらんください。計画の概要につきまして、計画の構成に沿ってご説明いたします。  まず、序章の1計画策定の背景と目的は今後急速に人口減少や少子高齢化が進み、歴史文化の継承に影響を及ぼすことが危惧されることから、まちづくり行政と文化財行政、観光行政、そして市民が連携、協働して歴史的風致を守り育て、次世代へと継承していくことを目的に策定するものでございます。(2)計画期間は令和2年度から令和11年度までです。(3)計画の策定体制及び経緯は外部の有識者や関係団体などによる歴史的風致維持向上協議会において、協議・検討を重ね、国の助言を受けながら策定を進めてまいりました。  62ページをお開きください。第1章の長崎市の歴史的風致形成の背景は自然的環境、社会的環境、歴史的環境と文化財の4つの視点で整理しております。  64ページをお開きください。第2章の長崎市の維持及び向上すべき歴史的風致は先ほどご説明しましたとおり5つの歴史的風致としております。  65ページをごらんください。1つ目は近世長崎の町人文化に見る歴史的風致でございます。  66ページをお開きください。2つ目は中国文化の伝来にみる歴史的風致です。  67ページをごらんください。3つ目は長崎居留地の海外交流にみる歴史的風致でございます。  68ページをお開きください。4つ目は外海の石積文化にみる歴史的風致でございます。  69ページをごらんください。5つ目は被爆継承と平和の祈りにみる歴史的風致でございます。  70ページをお開きください。第3章の歴史的風致の維持及び向上に関する方針ですが、国が定める4つの視点に基づき課題と方針を整理しております。2の方針では課題の解決に向け単に文化財の保存・活用だけでなく、さまざまなまちづくりの取り組みが必要なため、第四次総合計画を踏まえて策定しております。全体のまちづくりの方針を歴史・伝統を守り、磨き、生かすことで営みとにぎわいが共生できるまちとし、4つのそれぞれの視点で10年後の目指す姿とそれを実現するための取り組み方針を定めています。  73ページをごらんください。第4章の重点区域の位置及び範囲は市街地の良好な景観形成の取り組みを進めております東山手・南山手地区景観形成重点地区を基本に赤い太線で囲まれた範囲を重点区域の範囲としております。  74ページをお開きください。第5章の文化財の保存・活用に関する事項は第3章の歴史的風致の維持及び向上に関する方針に基づき文化財に関する事項を記載しております。  76ページをお開きください。第6章の歴史的風致維持向上施設の整備または管理に関する事項は重点区域においてハード・ソフトのさまざまな事業を進めてまいります。現時点では既定事業のみを記載しておりますが、今後実施計画に基づき事業を随時こちらのほうに追加してまいります。  77ページをごらんください。第7章は歴史的風致形成建造物に関する事項は重点区域内において歴史的風致の維持・向上のために保護が必要な建造物を歴史的風致形成建造物に指定するものでございます。  以上が歴史的風致維持向上計画の概要になります。  なお、本計画はこれまでに9月議会、11月議会の所管事項調査においてご報告させていただきながら策定を進めてまいりました。現在国へ認定申請中です。今月末には認定を受ける予定となっております。  恐れ入りますが、57ページのほうにお戻りください。それでは、予算についてご説明させていただきます。2の令和2年度事業内容でございますが、重点区域である東山手・南山手地区において具体的な取り組みを進めるに当たり地域主体のまちづくり協議会と行政が一体となって、将来のまちの姿やまちづくりの方針等を示した歴史まちづくり計画(グランドデザイン)を策定するものでございます。主な事業は記載のとおりです。まず、(1)歴史まちづくり計画策定に係る調査・策定支援委託です。東山手・南山手地区は伝統的建造物保存地区や風致地区などにより商業施設の立地が制限され、歴史的建造物が十分に活用できていない状況がございます。長崎を代表する観光地としてインバウンドを含めたさまざまな観光客を引きつける魅力ある観光地となることが求められております。しかし、観光地化が優先し居住者がいないまちでは真のにぎわいのあるまちとは言えません。にぎわいと居住が共生できるまちを目指す必要がございます。計画の策定に当たりましては、まず現状を把握するため、市民、観光客、事業者、地域などにアンケート調査を行います。市民や観光客には行動や満足度、期待するもの、不足している機能などを、事業者には事業展開、そのための課題などを、地域の方々には課題や理想のまちの姿、不足する機能などを調査いたします。その調査結果をもとに、将来どのような価値を提供できるまち、行きたくなる・住みたくなる魅力や機能、事業展開の条件などを分析いたします。それら分析結果をもとに2)地区全体の将来のまちの姿を描いたビジョン、3)地域全体のまちづくりの方針を定めます。次に、4)ゾーニングを行います。まちの特性や機能分掌、回遊動線などの土地利用により、幾つかのゾーンに分けます。ゾーンごとのまちづくりの方針、それを踏まえた各分野の基本的な考え方を整理し、それを実現するための5)建物用途の方針を定めます。これらを地域内外の市民、事業者などと共有するため、まちの機能や人々の行動を示したイメージ図を作成します。これらの調査・分析及びまちづくり計画の策定支援を委託するものでございます。  58ページをお開きください。(2)(仮称)東山手・南山手地区まちづくり協議会への助成でございます。地域の関係者、市民、事業者などの地域主体のまちづくり協議会を設立し、その活動や運営に係る経費の一部を助成するものでございます。(3)長崎市歴史的風致維持向上協議会の運営費は上記の協議会と異なり、歴史まちづくり法に基づき設置している市の附属機関です。次に3.推進体制はまちづくり協議会と行政、そしてアドバイザーの3者が一体となって取り組みを進めます。4.スケジュールですが、令和2年度に歴史まちづくり協議会の設立、歴史まちづくり計画の策定を進め、令和3年度は用途規制の緩和手続と具体的な事業をまとめた実施計画の策定を進めます。そして、令和4年度から国の重点的な支援を得ながら事業を実施してまいります。5.財源内訳は記載のとおりでございます。  次に、105ページをお開きください。続きまして事業名、景観推進費といたしまして、予算額、1,977万3,000円を計上させていただいております。1の事業概要でございますが、多彩な物語を育む長崎らしい魅力ある景観を市民、事業者、行政が協働で守り、育て、生かすさまざまなまちづくりの取り組みを推進するものです。2の令和2年度事業内容でございますが、行政だけでなく市民、事業者と一体となって質の高い景観まちづくりを推進するため、景観専門監と地域活動団体が連携して市民や事業者、将来の担い手となる子どもたち、市職員を対象とした景観まちづくり教育を行うものです。また、景観重要建造物の修繕等の助成及び景観まちづくり刷新支援事業の効果検証のための費用分析などを行うものです。まず、(1)景観まちづくり教育です。アの景観まちづくり講座は町並みと調和した質の高い民間建築物や市民主体のまちづくり活動を推進するため、景観専門監と市民活動団体が連携して、市民や事業者を対象に景観まちづくり講座を行うものです。  106ページをお開きください。イの景観教育は将来の担い手となる子どもたちが景観を通して自分たちのまちの歴史・文化などを知り、考え、郷土愛を高め、地域に住みたい、戻りたい、貢献したいと思う大人へと成長し、地元就職者の増加や若者流出の削減による定住人口の増加の一助を担うため、小学生を対象に景観教育を行うものです。ウの景観研修はよい公共空間をつくる職員だけでなくそれを生かす、管理する職員を育てるために市職員を対象に景観まちづくり研修を行うものです。次に、(2)景観専門監設置です。まちの質を高めるためには公共空間のデザインの質だけでなく、それらをつくる職員の質を高めることが重要であることから、平成25年度より景観専門監を設置しております。景観専門監の役割はデザインの指導やプロセスの管理を行う景観の監修と、景観の質を高めるための技術と意識を持った職員を育てる職員の教育の2つでございます。平成25年4月から九州大学の高尾忠志氏を任用しております。(3)景観形成助成金です。地域の景観形成に重要な建造物を景観重要建造物に指定し、修繕等に係る経費の一部を助成するものです。  107ページをごらんください。(4)景観まちづくり刷新支援事業、事後評価でございます。平成29年度から令和元年度までの3カ年で取り組んでまいりました景観まちづくり刷新支援事業の効果検証のため、国の指示のもと事後評価として費用便益の算定などを行うものです。アの費用便益は整備によりよくなった景観に対して、負担金としての支払意思額や訪問頻度などを市民や観光客へアンケートにより調査し、その結果をもとに算出した便益額と整備費や維持管理等の費用から費用便益を算出するものでございます。その他、イの交通量調査では整備前後の歩行者交通量を比較するものでございます。3の財源内訳は記載のとおりでございます。  私からの説明は以上でございます。 7 ◯芝長崎駅周辺整備室長 資料の108ページをお開きください。  引き続き、私からは第1目都市計画総務費のうち長崎駅周辺整備室所管分についてご説明いたします。【単独】新幹線整備推進事業費九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金について当初予算額8億3,645万円を計上しております。1.事業概要に記載の通り九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金は2種類ございまして、1つ目が(1)通常分で、全国新幹線鉄道整備法の規定に基づき長崎県の負担金の一部を長崎市が負担するもので、負担区間が長崎駅部から浜平2丁目までの1.361キロメートル、負担率がこの負担区間における長崎県負担額の20%となります。この負担の根拠となる全国新幹線鉄道整備法の内容につきましては、資料中ほどに抜粋して記載しております。もう1つが(2)グレードアップ分で、長崎駅舎・駅前広場等デザイン検討会議で示された新幹線駅舎の上屋デザインに係る基本的な方向性を鉄道・運輸機構が施工する長崎駅部の工事に反映させるに当たり、追加費用が生じるためその経費を県とともに負担するもので、長崎駅部の高架橋下部の補強や駅舎の上屋、通路等の整備に対し、長崎県と1:1の割合で負担するものでございます。  109ページをごらんください。2.令和2年度事業内容についてご説明いたします。まず、(1)通常分でございますが、長崎駅高架橋工事、長崎駅舎の建築工事などが予定されており、長崎市負担金につきましては記載のとおり5億2,340万円を計上しております。次に、(2)グレードアップ分でございますが、長崎駅舎の上屋や通路などの工事が予定されており、長崎市負担金につきましては記載のとおり3億1,305万円を計上しております。3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。次に、4.長崎市負担額の見込みでございますが、現時点における負担額の合計は表の右端に記載のとおり、通常分33.2億円、グレードアップ分8.7億円、合わせて41.9億円を見込んでおります。  110ページをお開きください。費用負担を行う区間、箇所の位置図でございます。引き出し線のとおり、通常分については浜平2丁目付近から長崎駅部までの1.361キロメートル、グレードアップ分につきましては長崎駅部となっております。  111ページをごらんください。長崎駅舎のデザインについてご説明いたします。新しい長崎駅舎につきましては、平成26年度から県と共同で長崎駅舎・駅前広場等デザイン検討会議においてデザイン検討を進めておりますが、その中で屋根の形式は大屋根形式とすること。屋根を支える柱の本数は通常4本のところを2本とすること。屋根の材質は、主たる材質に膜を用いること。駅南端の視点場としての活用としてそこまでの通路を整備することという4つの方向性が示されております。次に、グレードアップ分の負担範囲でございます。下段に断面図及び平面図を載せておりますが、先ほどご説明した新幹線駅舎のデザインの基本的な方向性を実現するため、赤で着色した上屋、通路、柵外コンコース、青で着色した高架橋下部の補強に対して負担するものでございます。  112ページをお開きください。新幹線駅舎のイメージでございます。上が国道北側から見た駅舎の全体イメージで、下が新幹線のホーム上から南側を望んだイメージでございます。  113ページから116ページにかけましては、参考資料としまして九州新幹線西九州ルートの概要、西九州ルートの概要図、長崎市内の新幹線ルートと発注工事概要、令和2年2月現在の工事状況写真を添付しておりますので後ほどご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 8 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費のうち第1目都市計画総務費の総合事務所所管分についてご説明いたします。  総合事務所提出の委員会資料の1ページをごらんください。第1目都市計画総務費のうち総合事務所所管分につきましては、行番号22に記載の139万5,000円、昨年度の当初予算119万5,000円に比べて20万円の増となっております。次に、予算説明書の252ページ、253ページをごらんください。第1目都市計画総務費のうち総合事務所所管分は説明欄に記載の4.都市交通対策費の次の255ページに記載の10.バス待合所維持管理費で、合併地区のバス待合所や上屋の維持管理を行うものでございます。  説明は以上でございます。 9 ◯筒井正興委員長 これより質疑を行います。 10 ◯永尾春文委員 委員会資料でお尋ねします。まちづくり部の委員会資料53ページで、まちなか再生推進費の中にあります地域まちづくり活動事業費100万円のことにお尋ねします。内容としては、参加する人の団体をふやすための取り組みを行うとあります。これはこれで再生事業のあり方として必要であるようにも思えますが、一方で現在長崎市は地域コミュニティをしっかり取り組んでいって、地域の活性化をそれぞれ図るようにしているわけで、まちなかということでこれまでされてきたと思うんですけれども、一方でこれは私が聞く範囲ですけれども、なかなかまちなかの地域コミュニティの事業が進みづらいという、もともとまちなかのコミュニティがあるので聞いておるんですが、そこの整合性といいますか、どういうふうにまず市が考えられているのかお聞かせください。 11 ◯濱崎まちなか事業推進室長 地域まちづくり事業でございますが、私たちが取り組むものは地域の団体とか個人の方とか、そういった方々が例えば、十三夜だとか地域の祭事に取り組んだりとか、そういうところでバックアップをしていっているという状況でございます。そういった中で地域コミュニティとか、今並行して進んでいっているところもございますけれども、地域コミュニティとにぎわいをつくりだすというところで、そういう目的が異なるところと一緒のところもあるかと思います。そういったところについては関係者、部局と連携を図りながら、にぎわいと地域コミュニティ、こういったものが双方両立して進んでいけるようなそういった感じで調整を図っていきたいと考えております。  以上でございます。 12 ◯永尾春文委員 今、おっしゃっていただいたように、ぜひ整合性っていうか地域コミュニティはコミュニティでありますので、そこら辺はしっかりと立て分けてっていうか進めていただきたいと思います。  質問は変わります。57ページの歴史的風致維持向上推進費のことについて、何点かお尋ねします。まずは、57ページの(1)歴史まちづくり計画策定に係る調査・分析のことについてお尋ねします。表みたいなまちづくり計画の1)調査・分析の横に市民、来訪者、事業者へのアンケート調査と先ほどのご説明もありましたが、この期間は聞きましたけれども、件数としては大体どれぐらいの件数を、そしてどのような手法で分析をされようとされているのかということと、市民については先ほどのご説明では地域という言葉がございました。地域って、私が捉えたのは例えば東山手とか南山手のお住まいになってる方々をイメージしたんですけど、そうであるのか、ないのかということと、そうである場合はどのようにアンケートをとるように件数とか、手法をお聞かせください。 13 ◯中井景観推進室長 まず1点目の調査の部分が具体的にどういった調査の手法を行うのかというご質問ですけれども、まず市民に対する調査ですけれども、1つ目が市民のアンケート調査を実施しようと考えております。基本的には有効400件ぐらい必要と考えておりますので、2,000件ぐらいは市民アンケートを郵送で行いたいと考えております。それと、事業者につきましては市外の事業者であったりとか市内の事業者に対しまして、具体的に事業の参入するに当たって、課題とか事業展開の意思とかそういったところを確認したいと考えております。具体的な数字というのははっきり決まっておりませんけれども、市外の事業者としましては10社程度で、市内の事業者としましては30社程度を直接ヒアリングで行って調査をかけたいと考えております。それと来訪者の方へのアンケートにつきましては、これは全国にいらっしゃいますので、そういった意味ではインターネットを活用したインターネットアンケート調査を行いたいと考えております。これにつきましては大体1,000件程度を目指してアンケート調査をやりたいと考えております。  それと、最後に地域の方々に対してはどういったエリアを考えているのかっていうことになりますけれども、まず東山手区・南山手地区は重点区域にしておりますので、この地区の方々の地域の方にアンケートをヒアリングを行いたいと考えております。具体的には、どういうふうにしていくのかっていうのは、先ほど説明の中で申し上げましたとおり、地域まちづくり協議会、歴史まちづくり協議会を策定するようにしておりますので、その中で、皆様方にさまざまな意見を聞くというのは1つ。それと、地域の方に自治体とかそういった活動のかた一緒に地域まちづくり協議会のメンバーの方にアンケートをお願いするような形で、個別にまたそれぞれの皆様方のご意見をとるような形でやっていきたいと考えております。  以上でございます。 14 ◯永尾春文委員 ありがとうございます。事業者に関しては直接ヒアリングを行うということで、大変有効というか、いいのではないかなと思いますが、特に今回は地域のどのように営むというか、経済の活性化が図られるかということは重要な課題であると思いますので、市内もそうですがやはり市外の先ほど10社と申し上げましたが、件数は限られているかもしれませんけど、可能な限りさまざまな事業者に当たっていただいて、直接話を聞いていただければと思います。  先ほど、地域のことで自治会等にアンケートという話でありましたけれども、やはり地域から見ると、どっちかといったら今度は住まいの話になります。やはり住んでらっしゃる方からするとこの地域がどんなになっていくのかというのは常々の心配事にも期待もありますけれども、心配事でもありますので、そのアンケートをとるに当たってはより広範囲というか、特にあの地域の方で住んでらっしゃる方のアンケートはしっかりとっていただきたいと思います。  また、ちょっとお尋ねします。58ページの先ほどのご説明にもありましたが、(2)東山手・南山手地区歴史まちづくり協議会への助成の50万についてお尋ねします。この中に地域関係者の自治会の後に地域団体というのがございますが、これはまずどういったことを指すのか。そして今回の50万円は活動や運営に係る経費の一部となっておりますが、このまちづくり協議会そのものは運営費全体をどのように想定をされ、残りの必要な金額、経費にほかの残りの部分はどのようにこれを準備するといいますか、どのように考えているのかお聞かせください。 15 ◯中井景観推進室長 まず、1点目の歴史まちづくり協議会の地域活動団体ということで、どういったメンバーを考えているのかということでございますけれども、地域の活動団体いろいろさまざまございます。今一応想定しているのがまちづくり協議会というのも地域のもう既に立ち上げているところもございます。それとか大浦青年会であったりとか、グラバー園も今後地域でどうしていくのかというのを検討されておりますグラバーズネットワーク協議会であったりとかその他、大学、居留地時代からあります大学であったりとか高校がございます。そういった学校の関係者の方々であったりとか、商店街の関係の方々であったりとか、そういった形でさまざまな単に地域活動団体だけではなくて商業、観光、教育とかそういった方々も含めた関係団体の方を一緒に取り組んでまいりたいと考えております。それと町並み活動助成金の一部と書いてございますけれども、その具体的な内容ということですけれども、具体的には一部といいますか一応上限は50万円と考えております。当然それ以外の協議会の事務を進めていく上で、それ以外に確かにかかることもあります。ただ上限は50万円と考えております。その内容としましては、今回計画の策定を進めていくに当たってのそういった地域の活動で皆様お集まりいただく中で、どういった考え方で地域をしていくのかという議論をしていく中で、当然事務の方の資料を作成したりとか、そういった事務がかかってくると思います。そういった事務の一部とか若しくは先進都市を視察に行きたいとか、そういった部分であったりとか、そういった部分の活動にかかるような事務の助成の対象としたいと考えております。  以上でございます。 16 ◯永尾春文委員 わかりました。あわせてこの(3)が長崎市歴史的風致維持向上協議会の運営ということで、ここでお尋ねしたいのは(2)の(仮称)東山手・南山手地区歴史まちづくり協議会と向上協議会の関連性と、どのようにそれぞれの考え方がこの計画に反映されるようになっているのか、もう一度すみません、お聞かせください。 17 ◯中井景観推進室長 過去にも歴史まちづくり協議会で先ほどご説明しましたけど、この中で今回歴史まちづくり計画をつくって、その後具体的な取り組み事業を実施計画という形で策定してまいります。具体的には実施計画で策定したものを、その事業をこの歴史的風致維持向上計画のほうに位置づけることによって、初めて国からの支援の対象になってくるということになります。歴史的風致維持向上計画を変更するであったりとか、そういった場合は(3)の歴史的風致維持向上協議会にお諮りをして意見をお聞きした上で、計画の変更を進めていくということになります。ですので、(2)は山手地区のまちをどうするのかというのが(2)になりまして、(3)というのは歴史的風致維持向上計画は全市的な、ほかの4つの歴史的風致も含みますので、全体的な計画をどうしていくのかを議論するのが(3)という位置づけになっております。  以上でございます。 18 ◯永尾春文委員 ということは下の4.スケジュールで見ますと、3番目に歴史まちづくり計画の検討・策定、ここは基本的には(3)の歴史的風致維持向上協議会が策定していくと、このもう二つ下の実地計画のときに、この東山手・南山手地区の歴史まちづくり協議会が参画していくと理解してよろしいんでしょうか。 19 ◯中井景観推進室長 このスケジュールの表の上から実施計画までは(2)の(仮称)東山手・南山手地区歴史まちづくり協議会のほうで策定を進めていくことになります。実施計画までできましたら、この表には記載してございませんけれども、その実施計画で策定した事業を(3)の歴史的風致維持向上計画のほうに位置づけまして、そこで変更を行って国の次の事業の、令和4年度以降の事業実施に向けて国の支援を受けるために、そこで変更を行うという形になります。 20 ◯永尾春文委員 わかりました。ここの部分が今回の計画において地域の声を反映させていく上には重要な場所かと思いますので、ぜひしっかりとなさっていただきたいと思います。  最後にします。今度はこれもまちづくり部になりますが、新幹線整備推進事業費の九州新幹線西九州ルートの負担金ですけれども、108ページになります。絵は111ページにありまして、これを見ると駅舎のデザインが標準的な屋根から長崎駅舎の屋根に変わったことがグレードアップ分になるのかなと理解したんですけれども、質問はこの基本的な方向性ってここにも書いているとおり、最初からつくるものでなかったのが何でこのグレードアップという表現にして、今になってこのような形で出てきているのかお聞かせください。 21 ◯芝長崎駅周辺整備室長 新しい長崎駅の駅舎につきましてはこの駅舎が置かれた周辺環境、南側が長崎港を望むという環境であったり、そういった周辺の環境を取り込んで長崎らしい駅舎とするために、この111ページの右上に記載しております断面が通常機構の一般的な負担でできる駅舎でございますけれども、それに対しまして、在来線と新幹線の駅舎が一体となっているということもありますし、非常に南側が開口して景観にもすぐれているということで、右側の新幹線のほうが少し高い半円の屋根になっていると思いますけれども、こういった大空間を演出するためにこういう柱の本数を少なくしたり、ホーム内を明るい空間にするということも含めて、膜の屋根を使ったりということになります。そのことに伴いまして上層部の荷重がふえますので、下部の高架橋の構造を補強すると。そういった部分が今回、機構が通常負担する分に加えまして県、市でグレードアップ分ということで負担をするものでございます。  以上でございます。 22 ◯永尾春文委員 それは多分ここに書いていることだと思うんですけど、お尋ねしたかったのは私たちも絵を見たときにこれって最初からこういう感じに、ここにも書いているけど基本的な方向性ってあるように、もともとこのような形にするものではなかったのかと。それがグレードアップという形で金額は3億円を超えるわけですよ。ですからなぜ最初からそういうふうに折り込まれてなくて、このようにして後々になって出てくるものなのかっていうことをちょっとお尋ねしたかったんですけど、私は時間的な経緯がもし認識してなかったら、そこらへんをご説明いただければと。 23 ◯芝長崎駅周辺整備室長 この駅舎の質の高い形状といいますのは、デザイン検討会議というところで議論をされた経緯がございまして決定をされております。その後市の予算への負担ということでは決定はもう早期にしておったわけでございますけれども、費用の計上ということで実際にそれが建築がされる時期ということでございますので、これは実際昨年度も計上させていただいておりますので、発生した都度このように計上させていただいているということでございます。  以上でございます。 24 ◯片江まちづくり部長 補足させていただきます。もともと新幹線の駅っていいますのはこの1ページの一番右の上の図面、これが標準形式といいますのは、要は全部機構に任せておけば必ずこういった形でつくられてしまう、これは全国統一的なルールで特に地域地域の特性を生かすということは特段取り入れられず、やはり一番合理的、経済的なつくり方っていうことで、まず示されるのはこういったプランになります。ですから長崎駅も機構にどうぞお任せしますという話になっておれば、この形でできとったはずでございます。これは要するにバタフライと申しましてどこの駅でもある通常頭の上に鉄板の屋根がかかっておってっていうよく見かける駅でございますね。しかしそれではよくないっていいますか、やはり地域の特性を出したいという自治体もございます。そういったときには、何とか意匠にもっと工夫を凝らしてほしいという話になりました。しかし国としては全国統一の考え方で去年やっているので、出せる金額も各駅ごとに一定上限額があるんだと。だから地域の特性を出したいのであれば、やはりそれに対して地域で負担してくださいというような形で話が成り立ってきました。じゃ、どういったデザインをするかっていうのは今室長が申し上げましたとおり県と市、それから機構も入ったデザイン会議もありますので、その中でどういった方向にしようかとなってきまして、結局今ご提案させていただいているその下の図面のような形で、これで長崎市の来訪者が来られたときの長崎市としての印象を与えようとなったということで、そういった流れの中で出てきたものでございまして、以前からこの内容でご説明しておりますけれども、もともと新幹線の設計というのは一番上の右端のような設計になるというのが前提っていうことで動きだしたということはご理解いただきたいと思っております。  以上でございます。 25 ◯永尾春文委員 よくわかりました。ありがとうございます。最後にこういったグレードアップ分というのは、要するに九州新幹線の整備に当たっては今後も可能性としてほかにもあるのでしょうか。 26 ◯芝長崎駅周辺整備室長 長崎駅につきましては今回お示ししている形状でのグレードアップがもう最後ということで、これ以上はもうございません。  以上でございます。 27 ◯浅田五郎委員 まちづくりについてちょっとお尋ねいたします。74ページ、75ページに文化財の保存または活用に関する事項ということがあるわけですが、これはこれまでの文化財あるいは長崎市が指定されているものとか、そういうものに限定されているだろうと思うんだけどね。そのためにそれぞれのまちづくりの関係者は文化財であるとか、関係専門家に意見を聞くとか、そういうことでこういった声があって、第1項それから重点区域に関する事項なんかをつくったのかなという感じがするんですね。それはどういうことかというと、今まで小島療養所跡の問題などあって53ページに唐人屋敷案内板っていうのがあるわけですよ。その案内板を見ると4メートルの幅のところに既に小島療養所があるわけですね。小島療養所というのは市の指定の文化財であることには間違いないわけで、さらにこれは結果的には資料館っていう形に変わって効果を上げていると思うんですね。資料館として長崎市がつくる際にオランダのポンぺの養生所であったという歴史的な資料館ということだったんだけど、せっかく資料館ができているのに幅が4メートルしかない。しかもここは文化財として位置づけがされているんだけれども、そういったものをどう活用しようとしているのかっていうのをお尋ねしたいわけですよ。ここはまさにオランダと和華蘭文化というかオランダと日本と中国の一番原点だっていうようなことも当時は言われとったんだけれども、結果的にそういう養生所という形じゃなくて資料館っていうような形になったんだけれども、それでもまだ価値があると思うんで、その辺の活用についてはどのように受けとめているのかお尋ねしたいと思うんですね。 28 ◯片江まちづくり部長 唐人屋敷の資料館の活用っていうふうなことでしょうか。 29 ◯浅田五郎委員 要するにここに小島療養所というものがあったじゃないですか。それはそれでいいんですけれども、それが消えてただ長崎大学というのは資料館をお金をかけてつくったじゃないですか。既に開校している。その資料館も和華蘭文化というか結局オランダの歴史とか文化を使用しているわけだから、そういうものの活用としては十分価値があるもんだろうと思うんだけど、そういったものは唐人屋敷だけに絞るものなのか、わずか4メートルしか離れていない、ちょうど境界線にあるわけですよ。そういうものは長崎の財産だから一緒になって使った活用の方法ってあると思うんだけど、それをどうなっているのかっていうのを聞きたいわけです。 30 ◯濱崎まちなか事業推進室長 委員がおっしゃられるとおり、唐人屋敷と小島養生所、すごい近い距離にあると思っています。それと丸山もすごい近い距離にあると思っています。今唐人屋敷ににぎわいの創出ということで取り組んでおりますけれども、やはりなかなかまだもう少し頑張らないといけないと。そういうところにやはり唐人屋敷だけではなくて小島養生所、それから丸山とかそういったところを地域を連携していきながら、お互い補うような形でにぎわいを創出させていって、連携をしていくというところを一応考えております。  以上でございます。
    31 ◯浅田五郎委員 前向きにぜひやっていただいて、長崎も歴史があるわけだから、そういう資料館っていうものに生かしてほしいと思います。  それからもう1つ、先ほど同僚議員の説明の中で新幹線の問題があって、その中で九州大学の学者の名前で高尾さんっていうのが出たんだけれども、新幹線の問題等について説明をするような議会にその方は出てきていないの。どういう立場なのその人は。グランドデザインかなんか駅前のデザインか何とかをして、九州大学の学者であるけれども、市の職員の辞令ももらっているようだけど、こういった大事なときにはその人が出てきてしかるべきだと思うんだけど、どうなんだろうね、ちょっとお尋ねしたい。 32 ◯片江まちづくり部長 資料の委員会提出資料では106ページに景観専門監という表現で書かせていただいていますけれども、景観専門監設置費ということで今回説明させていただいておりますけれども、今おっしゃられましたのは、九州大学の高尾忠志先生のことだと思います。この方はちょっと話が遡るんですけれども、県が環長崎港アーバンデザイン会議といったものを、やはり長崎港周辺の景観っていうのは1つの一貫した形式でもってコントロールしていかないと、やはりそれぞれの事業所に任せておいては同じお金をかけても決していい景観にはならないだろうということで、県のほうがまず動きだして、それを踏まえていろんな学識の方を踏まえた議論を進めていったという話でございます。長崎市としましても同じような考え方でまちなかを手がけていくに当たっては、まちなかとそれからいろんな公共事業だけでいくに当たっては同じお金をかけるにしても、やはりきちんとした見識を持った方に監修をしていただかないと思い思いに担当者がその場その場でつくっていっては決していいものにならないだろうということがございました。そこで、私どもとしましてはそういった監修ができる方をアーバンデザイン会議に入っておられました学識の方にどなたか九州のほうでご活躍されている方はいられないだろうかというふうなことでお尋ねをして、その中にご紹介いただいた何人かの中にこの高尾先生がいらっしゃったということでございます。そこで、高尾先生の経歴であるとかこれまでの実績等を確認させていただいたところ、九州での活動が非常に多くて、特に長崎県においても景観に関する委員会とかに入っていらっしゃったと。地域のこともご存じであるし、非常に熱心であられるということで、私どももこの方であればということでお願いをして以来、景観専門監としての非常勤の職員ということでご尽力いただいている状況でございます。お願いした話としましては、まずは職員の景観に関する意識の啓発をお願いしたいということ。それと現場に出向いてのフィールドワークをお願いしたいと。それとこういう大きな市の事業、県の事業にかかわるプロジェクトに関しましてはその中に参画していただいてご意見をいただきたいということをお願いして今日に至っているという状況でございまして、今回新幹線に関しましても専門家の会議の中に席を連ねていただきまして、必要な助言をいただいてきて今回練りあげておると。ただ、あくまでも検討の主体としてはデザイン調整会議という県、市、それから学識経験者が入った組織でのこの検討の成果がこの新幹線デザインということでございますので、高尾先生個人がここにどうこうということでのかかわりをなされたということでございませんので、私どものほうから説明をさせていただいているというわけでございます。  以上でございます。 33 ◯浅田五郎委員 高尾先生がどういうあれを持っているかよくわかんないけど、ただアーバンルネッサンスの時代から東京大学の学者グループと一緒になってやっていたことは事実ですよ。私は例えば、新幹線の雪の問題等の中でのいろんな問題についても、この方が少なくとも設計かどうかわかんないけれども、要するに色を決めたりとかデザインを決めたりとかなさっているわけね。そういう意味で非常に業界としての影響力があるような方が、突然として市の職員になっていていろんなことをやっていることが耳にするもんだから、こういうときに来ていろいろと聞きたいことも私はあるんだけれども、本人がいないであなたたちがかわりに説明しているから、やはりこういった学者の人を市の理事としてなのか、どういう専門監として雇うかについてはやはり明瞭な形の中でのものじゃないと、こういう私みたいな質問をしてくるわけですよ。だから私はもう少しできれば、こういう高尾さんっていうのもデザイン会議だけじゃなくして、こういう議会に来て、彼の見識等聞きたいなと実は思っているわけですけどね。一応そういう意見もあったということだけご本人に伝えとってもらえれば、また次の機会にでも会うときもあるかと思うんでよろしくお願いしときます。  以上です。 34 ◯平野 剛委員 まちづくり部の57ページの予算についてお尋ねしたいと思います。歴史的風致維持向上推進費っていうことで1,700万円予算が上がっていまして、60ページ以降にずっといろんな計画が載っておって10地区の区域の向上計画を立てながら令和2年度から令和11年度まで取り組んでいくというようなことが載っております。この中で、今回東山手・南山手地区において、その協議会を立ち上げてっていうことで、10地域ある中でこの地域だけが予算が上がっているような形になっているんですが、この地区はこの地区で非常に重要な地区なので、これについては了とするんですが、ほかの地域についてはどのような状況なんですか。10地区上げられて今回1地区しかこうやって予算化されていないんですが、ほかのところの考え方というのはどのようになっているのかあわせて教えていただければと思います。 35 ◯中井景観推進室長 まず、歴史的風致は歴史文化基本構想の10区域のうちから法の要件を満たします歴史的風致の要件と重点区域の要件をフィルターをかけていきまして、最終的に歴史的風致は60ページの赤枠の5つの歴史的風致に現在計画としては位置づけております。この中でのまずは長崎の観光地でもある世界遺産が2つもある地区、それと今後2バース化が事業化されていくようであれば、そのインバウンドの受入窓口でもある。そのタイミングから東山手・南山手地区はこの中の5つの中から最優先地区であると考えておりまして、まずはこの東山手・南山手地区を優先的に進めていくということをまずご説明しました。そのほかの地区につきましては、ただこの東山手・南山手地区は住居専用地域ということもありまして、これまでの国の補助メニューの中で重点の施策から外れていたということから、かさ上げの要件であったと。要は通常、都市再生整備計画事業という社会資本整備総合交付金のメニューを使ってするんですけれども、商業地域とかそういったところは5%のかさ上げがあるんですけれども、ここは居住専用地域ということもあって5%のかさ上げがなかった、そういうこともあってなかなかここは整備、国の支援が受けられないということで、面的な整備が今までなかなか進んでいなかったと。本来力を注いで整備をしなければならないところだったんですけれども、国の支援がなかなか受けられないということもあって、なかなか面的な整備が進んでいなかったということがございました。それ以外は例えば平和公園地区であったりとか、館内・新地地区であったり、中島川地区であったりとか、そういったところは都市再生整備計画の重点区域の要件を満たしておりますので、まちなか地区ということで今既に面的な整備が今現在も行われております。そういった意味からも山手地区だけがちょっと取り残されていたというところもありますので、今回ここが歴史的風致維持向上計画に位置づけることによって5%のかさ上げ要件を満たすということを今回なりますので、そういう意味では今回改めてここを面的に整備をしていこう、他の地区は一定整備が進んできているけれどもここだけはちょっと取り残されていたので、ここを重点的にやっていこうということから、ここをまずは取り組みを進めるということでございます。ただ、ほかの地区につきましても、計画期間は10年間ございます。そういう意味では東山手・南山手地区は一定整備のめどがたってきた段階で、ほかの地区も重点区域にかさ上げをすることによって整備を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 36 ◯平野 剛委員 わかりやすい説明で理解できました。せっかくの機会なんでほかの地区におきましても同じような取り組みをしていただいて魅力向上に努めていただければと思います。  もう1点、せっかく東山手・南山手地区の件が上がっておりましたので、せっかく地元で協議会を立ち上げていろんなことが意見を言われるんでしょうから、余りよその者がいろいろ言うべき問題でもないのかもしれないんですが、1つだけちょっと思いがあるもんで、これの中心で一番人が集まっているところってやはり公園のグラバーのところなのかなと思うんですけれども、ひとつもっとここにも文化財として挙げられていますけれども、旧香港上海銀行だとか、旧長崎英国領事館だとか、この辺が当時何の役割をいったい果たしたのかと、何で英国領事館があのときあそこにできたのか、日本で金融なんかっていう概念がほぼないようなときにイギリス資本の香港上海銀行が何のために長崎に支店を出してきたのか、イギリスの背景の中グラバーがいったい何をして、坂本龍馬を初めとする薩長が明治維新を起こしたと、いったい何がほんとに行われていたのかというようなところっていうのが、いまいち歴史的にもクローズアップされてなければ、余り表に出てきていないところなのかなと思うんですね。本当にそこを深掘りしたときにグラバー邸、旧香港上海銀行、旧長崎英国領事館っていうのはもっともっとこれからも違う角度で訴えていける長崎のというか、日本の歴史に何をここがいったい果たしたんだというところは、もっと訴えていけるべきなのにというような話を実は環境経済いるときに、ここ所管が文化財課なんで言うんですが、なぜか40億円もお金をかけて耐震化工事をしている割にはその活用が野口彌太郎って言うんですよ。いろんな経緯があってそうなっているんでしょうが、こういったことせっかく始めるんであれば、やはり本物の歴史というのはきちんと本物として活用してほしいなと思いますし、もっともっとそういった魅力だとか、いろんな歴史上の線のつながりをもっとクローズアップできる本当魅力的なところだと思うんで、そういった今後の活用も含めて、この辺の地域をもっと生かすようなことをインフラ整備の中でもやっていただければという思いを持っているんですが、それの考え方について所管は文化財課だとここにも書いています。皆様方がどうのこうの言うところじゃないかもしれないんですが、皆様方の立場として、インフラ整備だとかいろんな形の中でもっと顕在化できるようなことってあるんじゃなかろうかと思うんで、せっかくこういったことが立ち上がる中で皆様方は今後の整備についてはどういうふうに思われているのかっていうところを、お考えと方向性を教えてもらえればなと思います。 37 ◯片江まちづくり部長 重要なご指摘だと思っております。鹿児島なんかも駅から降りて、まず案内されるのは鹿児島の歴史を教えるところに行って、人形劇とかあったんです。そこであらましの鹿児島の歴史を見て、それから仙厳園であったりとか桜島に行ったりとかいうルートになっているわけで、要は先に歴史を知ることによって、その先にあるものの価値がぐっと上がり、興味が湧くということがあります。まちづくりの仕事としても、まち裏もそうですけれども、まちなかに人の回遊を行き渡らせるということが1つのミッションになっておりますので、こういう本物が残っているものについてはその施設をどう使うかっていうだけではなくて、それが歴史上果たした役割とか、それがどう今の中でつながっているのかっていうのを事前にどこかで観光客の方々、市民の方の情報をきちっととっていただいた上で、こういった施設のある観光地に向かっていただくということで、より密度の高い意義のある観光いわゆる地域としての価値も上がると思っておりますので、そういった点については私どもも対応を考えて、各所管と連携して今後、地域を初め都心部のほうに人を誘客するツールの1つとして非常に重要なものだと考えておりますので、その辺を協議しながらこの南山手地区の整備を対応していきたいと考えております。  以上でございます。 38 ◯平野 剛委員 今後2バース化も予定に入っていますし、長崎駅がリニューアルするに当たって路面電車のほうも向こうに路線を変えようというような動きも出てきている中、今後の動きの中で、そういった流れの中でここら辺の地区をどうインバウンドだとか、今後の観光客に打ち出していくのかっていうのはやはり形を変えながらもっと打ち出していくんだっていうインフラ整備っていうのはぜひ庁内でよく検討していただいて、もっと際立たせるようなやり方を検討を重ねていって、魅力あふれるようなことを、せっかくこういったものが立ち上がってやることですから、これに合わせる形でこのタイミングでやっていっていただければと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。 39 ◯柿田 正委員 まちづくり部の78ページの地域公共交通検討調査費について質問させていただきます。これにつきまして交通系ICカードのデータを収集・分析と、あと将来の利用者数とを委託するっていうことなんですけれども、まずそもそものところなんですけれども、この路線ごとの利用者数とか路線ごとの収支っていうのは、各事業者がわかっている情報ではないのかなと思うんですけれど、それについては持たれていないんでしょうか。 40 ◯谷口都市計画課長 当然バスの路線、系統ごとに利用者数であったりとか、収支状況とかバス事業者のほうは当然把握していると思いますけれども、そういう経営にかかわる情報はなかなか開示していただけないということがございますので、まずは私どものほうで、そういったICカードのデータは貸与していただけますので、そのデータを分析して中立的な立場で今後交通事業者と協議をしていくということに活用してまいりたいと考えているところです。  以上です。 41 ◯柿田 正委員 このほかのところの例えばコミュニティバスとかそういうところのデータとかしっかりと出ていたので、いただいているのかなと思ったものでお話ししたんですけれども、このバスとか電車に関してはICカードだけではなくて、当然ながら現金の支払いとかあるわけなんですね。そこのところをどれだけ見るかっていうのは、すごく大切なことかなって、ただ単にこのICカードだけではなくて、何%の方が現金で乗っているとか、細かに言えばどこで何人乗っている、どこのバス停でどれぐらい乗っているかがわかればもっと路線的にどういうふうにつくっていくかっていうのがわかるんですけれども、なかなかそこのところまでは難しいかなと思うんですけど、現金についての考え方ってどういうふうに持たれているんでしょうか。 42 ◯谷口都市計画課長 当然今回の業務委託は公共事業者のほうからICデータのデータをお借りしてそこで乗車地のバス停であったり、下車したバス停、払った運賃その辺のいろんなデータを分析して各利用者の動きといいますか、そういうところをきちんと整理しようと、そういう考えで今おっしゃったように現金で乗られている方もいらっしゃいますので、その分はカードの利用と現金の利用と比率が一定ございますので、その比率を用いてデータのほうを整理していくということで考えております。  以上でございます。 43 ◯柿田 正委員 今回、これは新規で出されているんじゃないかなと思うんですけど、今回の地域公共交通網形成計画を立てるがために、今回だけでも各企業の方から出してもらえるようなお願いっていうのは、正確なデータがあった上での予測っていうのをしていかないといけないんじゃないかなとは思うんですけれども、そういうふうなお願いとかはやられているんでしょうか。 44 ◯谷口都市計画課長 繰り返しの答弁になりますけれども、先ほど利用状況と収支の状況という部分でご説明した中で、どれぐらい乗ったかというデータはお願いすればいただける分もあろうかと思うんですけれども、収益の部分に関してはなかなか開示をしていただけないということはございまして、そういった中で私どもとしても事業者のほうにはそういったお願いをしていますけど、なかなか提示できないということに関しては、データのほうを私たちがお借りして、それを私たちなりに分析をして、ただ分析した結果が実情と合っているのか、離れているのか、その辺は当然事業者のほうと協議をしながら、ある程度データ解析の妥当性といいますか、信憑性といいますか、その辺は当然事業者のほうと確認をしながら進めていくといったことで考えております。  以上です。 45 ◯柿田 正委員 ありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。これ私が前回特別委員会で川越市のイーグルバスっていうところに行ったときにお聞きしたので、一番やはりあのバスの中で不採算なのが空で回すことっていうことでそこの社長が言われていて。例えば今回送バスとかもすごくよく見るんですね。回送バスはもうとにかく減らさないといけないとそこのバスの社長は言われていて、そういうところまで含めてやはりそこは企業努力なんですね。そこの企業の社長はすごい企業努力をなさっていて、3社目の後発なので自分たちは企業努力をしないといけないんだということで、でも長崎のバス自身がすごく大変な状況で、やはり隅々まで行き渡らせるっていう形になると企業のほうにもしっかりとした努力をしていただきながら、この計画をしっかりと立てていかないといけないと思いますので、企業の方々ともまあどういう形かはなかなか難しいかなとは思うんですけれども、やはりしっかりと情報も提示していただいて、それで長崎市内で一緒に永続的に使える公共網をつくれるように努力していただければと思います。  私からは以上です。 46 ◯五輪清隆委員 簡単な質問を3点させていただきます。あの48ページの関係でまちなか再生推進費っていうことでここずっとやっているんですけど、今までそういう事業をやった中で、目に見えるような効果があれば教えてください。それと65ページで地図がっていうかこれ下のほうにありますよね。これ江崎べっ甲店はなくなったんですかね。売却されたんですかね。何か売却されたようなことをお聞きしたんですけど、もし売却された後の活用がどういうふうになっているか。それと78ページの関係で、柿田委員も言っていたんですけど、将来予測っていう関係で将来の人口推計をまとめて予測するってしているんですけど、私が皆さん方に感じるのは毎年の人口減少の数というのが余りにも現実から外れとっちゃなかかなって。当然、10年前とか5年前と比較したときに、人口については年間3,000名ぐらいの減少だろうと言われていますけど、今5,000名を超えている状況ですから、そこら辺りを現実に戻しながら人口については予測をお願いいたします。 47 ◯濱崎まちなか事業推進室長 まず、質問の第1点目、中島川・寺町地区まちなみ整備助成金の効果についてお答えいたします。平成25年度以降、新規出店ではございますが今49店ほど店舗の出店があっております。それと歩行者通行量におきましてもニューヨーク堂の前で歩行者通行量を計測しておりますけれども、ほぼほぼ増加傾向にあるという状況にあります。それから路線価につきましてもまちなかのほかのエリアに比べてこの周辺では若干ではございますが地価の上がり幅のほうが大きいという効果もございます。それから私たち地元に入りまして、実際の効果といったものをヒアリングしてまいりました。そういったことから売上げ、雇用の数全て横ばいから増加、それから来店者数も横ばいからもう多いところでは4割増というところもございます。それで、その他におきましてはにぎわいの創出の観点からやはり周辺に人が集うようになったと。これは町家の改修とか和の雰囲気を醸し出すようなつくり、そういったものについて人のほうが興味を持って集うようになってきた。それから幅広い年齢層の方が店に訪れるようになっているということもお聞きしています。それと外国人のニーズも高まっておって店舗の前で写真撮影を行ったりとかそういう効果も出てきているとおっしゃられておりました。全体的には即効性があって非常に効果的な助成であるということで、地元の方からはこういった意見をいただいております。  以上でございます。 48 ◯片江まちづくり部長 引き続きまして私からまず江崎べっ甲店の話ですけれども、この江崎べっ甲店は景観重要建造物ということで私どもは指定をさせていただいておりまして、これまで助成金等も差し上げているところでございますけれども、あの個人情報といいますか経営上の話でございますので、余り細かいこともどうかと思うんですけれども、一応その景観重要建造物に指定されている関係上、今後やはりこうべっ甲業界を取り巻く厳しさの中では、やはり判断を迫られる時期もあるということでご相談をいただいているということは事実ございます。まだ具体的にどうこうってことはございませんけれども、やはりこうお話を聞くにつれて、なかなかちょっと将来的には厳しいのではないかなという感触もいただいております。それとこの公共交通に関しての将来予測という点でございますけれども、今後このデータを解析して交通事業者の方と話をするときには、長崎市がいや将来予測は人口こうなっておりますからと言ったところで、恐らく交通事業者の方々、もっとシビアに捉えておられて、いやそんなもんじゃないんだと、自分たちの実感としてはこんなふうな考え方を持っているということがあるとすれば、そこはやはり共通の認識を持って今後協議を進めていかないといけませんので、やはり交通事業者の方々が実感として捉えられている将来の予測といったものをお聞かせいただきまして、そこをベースに議論していくことになるだろうと思っています。そういった中でははるかに厳しい状況が見えてきて、やはりもっと交通事業者同士がそれなりに利害を調整するような話でなければ、維持することはできないんじゃないか。ただし今回私どもがこういった調査をして客観的なデータをもとにして、半ば仲介役みたいな形で立ち回りをしないといけないと思いましたのは、事業者同士でお話を任せてしまうと、やはりそれぞれの利益といったものが表に出てきて、なかなか調整がうまくいかない。まあまあ法律の改正によって、今後は共同運行とかダイヤ調整っていうのも合法でできるような状況になってきましたので、この機を捉えて利用者の代弁者としての市が中立的な立場で、きちっといろいろな提案ができるという状況がある中で、こういったデータを用いて話をして、その中でこの将来予測の人口につきましても実態のところが見えて、経営のために必要な将来的な人口予測が見えてきて、それをベースに議論ができていくと思いますので、私どもはここで書いております将来予測っていうものが市が出したものが全てのものではないと考えておりますので、今後協議を進めていく中で必要なものに関しては適宜行っていきたいと考えております。  以上でございます。 49 ◯五輪清隆委員 それは江崎べっ甲店はそういううわさだけということでよろしいんですね。今まちなかの関係を言わせていただきますけど、確かに答弁では4割ふえたとかそういうことを言われていますけど、本当かなという。中島川あたりっていうのはやはり観光客が歩いているんでしょうけど、逆に中通り商店街は空き家だらけで、あそこはどういう計画があるんですか。というのがあそこを道から少し1メートルっていうかな、下げてから建てんばいかんとかそういう規制をかけながらまだまだ全部がそういうふうになっていないんでしょうけど、あそこは観光客というよりも何か長崎市民の方もかなり少ないような感じに自分で感じているんですけど、そこあたりの計画を簡単にわかりやすく教えてください。 50 ◯濱崎まちなか事業推進室長 先ほど4割っていう件でございますけれども、既存店舗の中でそういった4割ぐらい客が増加している店舗もあるということがございます。それと周辺に空き店舗もふえてきている状況でございますが、ここは今後もっともっと地元のそういった活動であるとか、歩行者、通行量もふやしながら、それから回遊路整備、今回寺町のほうにも回遊を促すようなそういった案内板の設置予定がございますし、それから今後は情報を積極的に発信していく。それで観光客の皆さん、それから市民の皆さんが楽しんで中通りのほうを訪れていただいて、それから回遊をしていただいて買い物していただく。そういう環境をつくっていきながらお店のほうもふやしていくような、そういった努力を地元と一緒になってやっていきたいと思っております。  以上でございます。 51 ◯五輪清隆委員 やはり例えば私たちが出張で行っても空き店舗ばっかりあればイメージが悪かですよね。ああこの市はもう相当厳しいんだな。特にあそこの地域については市民っていうよりも観光客の方に来ていただくような、そういう仕掛けづくりしているでしょうから、県外から来た人があそこを通ったとき、ああ長崎はもうさびれてしまいよんねっていう印象があるもんですから、可能な限り商店街の皆さんとも協議しながら、活性化含めてお願いいたします。 52 ◯西田実伸委員 関連もありますんで、まず地域公共交通検討調査費も質問出ていましたけれども、先ほどの部長の答弁はわかりました。ただ令和3年度の予定でしょうけど、試験運行とか検証とかされとなっているんだけど、ここのところの上にはいろいろと事業者同士のいろんな調整の中でその中立的な立場でいくんだと言うけれども、それはそれでいいんですが、この中のほかにも種類ありますが、空白地区とかコミュニティバスとかあるじゃないですか。補助率の関係で70%とか90%あるでしょう。そこまではまあ突っ込んだ質問はしないですが、そういうものがある中でこの単なる事業者に入った調整だけの問題なのかなと思うんですよ。というのは令和3年で終わること自体がちょっと早いんじゃないかなと思うんですね。だから長期的にもう少し考えて、もっといろんな今のコミュニティバス、空白地区ですよね、今からいろいろと地域的に核をつくっていくんですから、その辺の交通的なものもこの中でしていくという考えがあるのかということをまず、お聞きしたいと。 53 ◯片江まちづくり部長 この今回予算を上げさせていただいております地域公共交通検討調整費はあくまでも次年度の交通事業者との協議を進めていくに当たっての基礎データを用いるものでございまして、ただ当委員会の最後のほうで今回公共交通総合計画というものが所管事項でご説明させていただこうとしておりますけれども、それが全体的な私どもが公共交通に対する今後の考え方をご説明するものです。その中にはこれはこれで当然まずは市民の利用が一番多い幹線としての路線バスに関しては、それは維持存続は当然しなきゃいけないんだけれども、そこにたどり着く手前のところの地域の公共交通、コミュニティバスとか今いろいろございます。そういったものもやはりこういうことをこうやってこうしていかないとやはり地域の活動として非常に困ったことになる。それは今回の予算の中での取り組みではなく別途並行して、そちらでも検討していくということで考えております。当然ながら地域の方々の話の中で今の交通網で十分なのか、それともまたこれがなかなか維持存続が難しいのかといったところを踏まえて今の現状を維持するのか、それとも新たなもので入れていくのか、今は何とかなっているけれども将来もう危なくなることがわかっているところについては、じゃできることは何なのかといったところを含めて、トータルの公共交通体系をつくっていくのが我々目標としておりますので、今回予算上げておりますのはごくごくその一部であるということをご理解いただきたいと思っております。  以上でございます。 54 ◯西田実伸委員 わかりました。ただ、この予算だけで審議しなさいっていったらそれはしますよ。ただし将来的なものがなからんば後から来る所管事項調査なんて何だっていう話になってくるじゃないですか。今部長がおっしゃったような考えも理解するけれども、所管事項までそういう説明に続くんだという話があれば私は前年度の予算の説明のときどがん説明したかわかりませんけれども、せめて令和3年、令和4年と続いていくんでしょうから、そういう長期展望的なものの説明を1つ入れとけば、ああそうなんだと今のような質問はしなかったと思います。今のはそれで結構です。  次に、国土基本図作成費をお聞きしたかったんですが、これ令和元年、令和2年と、令和元年は航空写真撮るから、これは1億2,100万円かけて基本図修正となっています。次に、令和3年の都市計画の基礎の調査が県の施行なのかなっていうのがよくわからないんですが、お聞きしたいのはここで市のいろんな持ち出しと調査がこれでもう終わりなのかなということなんですよ。記憶違いかもしれんけど、平成24年度のときにはこの年度だけではなくて何年か続けて予算がとんとんとんと上がったような記憶があるんですね。今回もこれで終わりなのかな、また何かあるんじゃないのかなと思うんですが、それが1つと。これは法的な問題もあるんでしょうけど将来的には補助金ってつかないんですかね。  その2点をお聞きします。 55 ◯谷口都市計画課長 答弁が前後しますけれども、今回の1億2,100万円予算上げておりますけれども、令和元年度の航空写真撮影もそうだったんですけど、基本的に補助メニューというのがございませんで、単独で対応させていただいております。中核市あたりも照会をかけてみたんですけれども、ほとんどのところがもう単独で採用しておりました。それと令和3年度以降の予算の分ですけれども、資料で都市計画基礎調査を令和3年度に、あくまで予定ですけれども予定されておりまして、前回の基礎調査を行ったのが平成26年だったんですけれども、そのときにはあくまでも都市計画区域内で基礎調査をするということで、発注は県なんですけれども、それに対して長崎都市計画区域、長崎市とか諫早市、長与町、時津町といったところは負担金が生じてまいります。ですから前回は負担金が発生していましたけど、今回は具体的な話が県からあっておりませんでしたので、この基礎調査という表現だけにとどめておったところなんですけれども、前回の事例でいきますと県の発注に対して長崎市はその負担金ということで支払いをしております。あと細かな話をさせていただきますと、一応令和2年度に基本図を修正して、令和3年度は若干だと思いますけれども、販売用に図面を印刷しなきゃいけませんので、その印刷費が出てくるかと思っております。  以上でございます。 56 ◯西田実伸委員 とにかく今からまた出てくるということなんですね。その確認をしたかったんですよ。何かだらだらと出てきたような記憶があったもんですから。わかりました。  次に、これも関連なんですが、まちなか再生推進費の中で48ページの中では中島川・寺町地区まちなみ整備助成金というのが出ています。これずっと出ていると思うんですが、これいつまでやる気ですか。要するに最初の募集をしてやると言ったりしなかったり、そうした使途の予算がないから後に回したとかあるんですが、また最初のほうに戻りますが、令和2年後以降というのはどういう考え方を持っているんですか。 57 ◯濱崎まちなか事業推進室長 中島川・寺町地区まちなみ整備助成金といたしましては、今のところまちぶらプロジェクトが令和4年度までというところで、今のところ予定としては令和4年度というところで線を引いておりますが、令和4年度になった段階で今後どういうふうにしていくかっていうことを検討しながら、この取り扱いについてはその段階でもう1回議論をさせていただくということになってこようかと考えております。  以上でございます。 58 ◯西田実伸委員 当面はわかりましたけれども、これたしか5年越しの見直しじゃないかなという記憶なんですよね。最初出たときに大きな話が上がって、ああいいかなと思ったんですが、その更新のたびに何か知らないけれども何かすぐやっているのかなという雰囲気で私は捉えているわけですよ。このようにまあ久しぶりに建設水道委員会に来させてもらったときに、目的はあるんでしょうけれども、計画性がないような何か知らないけど予算だけ上げてやっていこうと、これだって先ほどおっしゃったように言えば令和4年までするなら、後は将来的にどうするんだというのは最初出たんでしょうけれども、見直しのときにやはり令和2年度の予定とかなんとか書いてもいいんじゃないかなと思うわけですよ。何か知らんけど、結果だけ出して、予算だけ上げて、行き当たりばったりの計画じゃないかなと思うんです。ほかのもそう思っています。このまちなかプロジェクト、どうなんですかね、計画的な何か見えるものがあるんですか。 59 ◯濱崎まちなか事業推進室長 このまちなみ整備助成金の来年度の事業といたしましては、48ページの令和2年度事業内容の3)の内訳のところに今回は4件、予算を計上させていただいております。この事業なんですけれども、例年3件から四、五件の助成をずっとやってきておるというところでございますが、なかなか助成金いっぱいいっぱいに使うということは難しい状況でございますけれども、この地区を景観形成の重点地区に指定しておりまして、そのような状況であることから、和の町並みをしっかり形成していく。和の魅力をしっかりと顕在化していく。そういった目的のもとにこのまままちなみ整備の助成金を計上させていただいて、和の町並みの形成に努めているという状況でございます。  以上でございます。 60 ◯西田実伸委員 答弁はわかります。だらだらといったら失礼な言い方かもしれない。やるならやるでぱっとやらなきゃだめだと思うんですよ。そんな毎年2件、3件って、だからそういうところは予算をちゃんと計画されて、計画がないとはそういうところを言いたかったんですよ。それから町並みか、あそこの今回南山手やるじゃないですか、だから重点的にぽんぽんぽんってしていけばいいのに、何か知らんけれどもうとにかく尺取り虫みたいなもので、自分たちのところに立ち上がったときは注目しとったもんですから、特にそう思うんですよ。だからこれは言っても大変でしょうけれども、今後そういう考え方も必要じゃないかなと思いますのでよろしくお願いいたします。 61 ◯筒井正興委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前11時49分=           =再開 午前11時50分= 62 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。 63 ◯西田実伸委員 ちょっと区切りもあれですけど、57ページの歴史的風致維持向上推進費が入っています。この中の当初の説明では所管事項調査でずっと説明してきたとおっしゃりました。私もよく見なかったのがいけないんですが、これ例えばこの委員全部その所管説明の中見て知っているんですかね。そういう処置をやってきてきたんですか。 64 ◯中井景観推進室長 とりあえずまず歴史的風致の重点区域をどこにするのか、まず一番基本的なところを9月議会の所管事項調査でご説明させていただきました。11月議会には、全体の計画がまとまりましたので、本日ご説明しました概要、それと本文を両方ご提出させていただきまして、今回ご説明したよりもう少し詳しめに概要の中身をご説明させていただいたという次第でございます。  以上でございます。 65 ◯西田実伸委員 昨年ですよね。ただ、その資料というのはみんな持っているんですかね。 66 ◯中井景観推進室長 11月議会のときに本日の概要の部分と本文全体を一応建設水道委員会の委員の皆様方にご提出させていただいたところです。 67 ◯西田実伸委員 私らも悪かところもあるとですけど、そういう資料って手に入らないんですよね。だからそれはそれでいいですよ。ありきの説明もいいと思います。ただこういう10項目の中でこういう計画があるじゃないですか、それは読めばいいんだけれども、私も反省しているんだけど、こういう長崎市歴史的風致向上計画という概要版があって、それを詳しく読めばよかったんだけど、これを読んだときにこれを重点的にするって今回の計画の理解ができないところもあるというわけですよ。だから先ほど質問聞いとったときに、何でここなのとかがあるので、もう少し丁寧な説明をしてほしかったなという要望で終わります。 68 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時52分=           =再開 午前11時53分= 69 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  本日は、急遽12時5分から各派団長による協議会議並びに12時30分から常任委員会正副委員長会議がそれぞれ第一応接室で開催され、議会における感染症対策等の徹底や長崎市議会の対応について協議を行いますので、審査の途中でありましても12時には終わりたいと思いますのでよろしくお願いしますということです。  もうこれで一応午前中の審査を終わりたいと思います。暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時53分=           =再開 午後0時59分= 70 ◯筒井正興委員長 それでは委員会を再開いたします。  ここで委員の皆様にお知らせいたします。  先ほど、新型コロナウイルス感染症に関する長崎市議会の対応について協議するため、各派団長による協議会及び常任委員会正副委員長会議が開催されました。今後、長崎県内や議員、職員などで感染者が確認された場合における対応について、皆様のお手元に配付した資料のとおり説明を受けましたのでご参照ください。また、現時点での対応としましては、第9号議案の当初予算から審査してほしいとのことですが、現在審査を行っておりますので引き続き行います。なお、場合によっては発言回数などの制限についてもご相談したいと考えておりますが、現時点では簡潔な説明や質疑にご協力いただきますようよろしくお願いいたします。  最後に、皆様のお手元に資料がいっていると思いますが、2ページ目には議会における感染症対策等の徹底についてということで、議長から議員の皆様への協力依頼があっておりますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。  それでは、次に第8款土木費第5項都市計画費第2目の都市開発費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 71 ◯山北建築部長 第8款土木費第5項都市計画費第2目都市開発費についてご説明いたします。  予算説明書の254ページ、255ページをお開けください。あわせまして、建築部提出の委員会資料の1ページ、令和2年度建築部予算一覧をごらんください。第2目都市開発費でございますが、建築部所管分は255ページ下段の説明欄の1.都市開発推進費の1.開発審査会費20万9,000円のみでございます。  委員会資料の1ページをごらんください。令和2年度建築部予算一覧の6行目に記載のとおり、前年度当初予算額に対しまして1,020万9,000円の減となっております。これは第8款第1項第2目の建築指導費の審査の際にご説明をしましたとおり、前年度まで都市開発費で計上いたしておりました老朽危険空き家対策費を、ほかの空き家に関する予算と一本化し、建築指導費で計上していることによるものでございます。  私からは以上でございます。 72 ◯片江まちづくり部長 引き続き、第8款土木費第5項都市計画費第2目都市開発費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書の254ページ及び255ページをお願いいたします。まちづくり部所管分は、まず、255ページの説明欄の1.都市開発推進費のうち2.まちづくり推進費、3.土地区画整理事業費の全部、4.事務費の一部でございます。  次に、257ページをお願いいたします。257ページの6.【補助】市街地再開発事業費の全部、8.【補助】土地区画整理事業費から11.【単独】都市基盤施設整備事業費までの全部でございます。  まちづくり部より提出の委員会資料1ページまちづくり部予算一覧をごらんいただきたいと思いますが、その15行目に記載のとおり予算額48億5,584万6,000円、前年度当初予算に対しまして12億9,537万3,000円の増となっております。これは新大工町地区の再開発事業の事業進捗に伴う事業費の増などによるものでございます。  次に、債務負担行為についてご説明いたします。  予算説明書340ページ、341ページをお願いたします。上から4段目の長崎駅周辺土地区画整理事業(軌道移設)につきまして、3億5,000万円を限度額といたしまして、令和3年度から4年度までの債務負担行為の設定をお願いするものでございます。主な事業の内容につきまして担当の所属長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 73 ◯芝長崎駅周辺整備室長 まちづくり部提出の委員会資料の117ページをお開きください。117ページでございます。予算の説明に入るます前に、駅周辺で進められております各事業のスケジュールについてご説明いたします。まず、上から九州新幹線西九州ルートにつきましては令和4年度の開業に向け、鉄道・運輸機構により建設が進められているところでございます。次に、県が事業主体であるJR長崎本線連続立体交差事業ですが、今月28日に在来線の高架化が完了し、新駅舎が開業する予定となっており、その後軌道の撤去や側道の整備を行い、令和3年度末に完了する予定でございます。  続きまして、土地区画整理事業ですが、ここからは図面において説明をしたいと思います。118ページをお開きください。恐れ入りますが、資料を横にしてごらんください。図面上側が国道202号、下側が浦上川、図面中央付近が新しい長崎駅でございます。これは現在の工事の状況でございますが、グレー以外で着色している部分が工事中で、紫が新幹線、赤が在来線、緑が区画整理事業による道路工事、青が出島メッセ長崎でございます。  119ページをごらんください。在来線の新駅舎開業後、来年度の状況でございます。まず、駅西側につきましては在来線の高架化と駅西側の道路整備が完了しており、グレーで着色しております。なお、緑の西口駅前広場につきましては屋根などの工事が継続して行われることから、仮舗装により一旦供用を開始し、来年度秋ごろに完成を予定しております。また、ピンクの駐輪場は夏ごろに完成する予定です。次に、駅東側につきましては、少し薄くなっておりますが赤の斜線の部分において、在来線の軌道の撤去に着手します。そのため現在の国道沿いの駅前広場からは、赤の点線のとおり工事区域内をう回しながら新しい在来線の改札口までアクセスすることとなり、しばらくの間駅利用者の方にはご不自由をおかけいたしますが、仮設の屋根等を設置するとともにバリアフリーで安全な通路となるよう県やJRと調整してまいります。  120ページをお開きください。2021年度、令和3年11月の出島メッセ長崎開業時の状況でございます。駅西側の整備は完了しておりますが、東側におきましては紫の新幹線工事、緑の駅前広場や国道の改良工事、赤のJR九州による新駅ビルの工事が進められております。  121ページをごらんください。2022年度、新幹線開業時の状況でございます。開業に合わせグレーの交通広場は一定完成させる予定ですが、緑の国道部分や多目的広場、赤の新駅ビルの工事は続いている状況でございます。  122ページをごらんください。2023年度末、区画整理事業による整備完了時の状況でございます。赤の新駅ビルにつきましては2期工事が行われており、令和7年度にグランドオープンする予定としております。  資料の123ページをお開きください。引き続き、2目都市開発費のうち長崎駅周辺整備室所管分について、ご説明いたします。まず、長崎駅周辺エリアデザイン検討費としまして当初予算額3,646万6,000円を計上しております。まず、事業概要でございますが、新しい長崎の玄関口にふさわしい魅力ある町並み景観と機能的な都市空間の創出を図ることを目的に、専門家などで構成する長崎駅周辺エリアデザイン調整会議などにおきまして、長崎駅周辺エリア内の施設相互間のデザイン調整や長崎駅舎・駅前広場等のデザイン検討を行うものでございます。次に、2.令和2年度事業内容でございます。(1)長崎駅周辺整備に係る業務委託費につきましては、駅前広場や街路などの長崎駅周辺の将来の姿を市民や関係機関へわかりやすく説明し理解していただくとともに、完成に向けた期待感を持っていただけるよう3次元の立体映像を作成するものでございます。また、駅前広場でにぎわいを生み出し、そのにぎわいが周辺地域に効果的に波及するよう駅前広場の利活用方法や運営に係る検討を行うものでございます。(2)長崎駅舎デザイン検討費負担金につきましては、デザイン基本計画で示された駅舎のデザインをJR九州や鉄道・運輸機構が行う設計に反映させるため、設計意図を伝達するとともに構造面・意匠面の検討を行うための業務に要する費用の2分の1を長崎県に対して負担するものでございます。(3)市民への周知活動につきましては、計画の内容や事業の進捗状況を市民などへ説明し関心を深めてもらうため、現場見学会などを開催する経費でございます。  124ページをお開きください。今年度開催した現場見学会の状況を示しています。(4)事務費につきましては、長崎駅周辺エリアデザイン調整会議などの開催に伴う会場借上料などの経費でございます。3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  125ページをごらんください。参考資料としまして長崎駅周辺エリアデザイン検討体制図を記載しております。現在このような体制のもと長崎駅周辺エリア内における施設相互間のデザイン調整や長崎駅舎・駅前広場等のデザイン検討を進めているところでございます。  126ページをお開きください。長崎駅周辺エリアデザインに係るスケジュールとしまして上段より長崎駅周辺エリアデザイン調整会議、長崎駅舎・駅前広場等デザイン検討会議のスケジュールを記載しており、下段の緑で着色した部分には市民の意見を計画などに反映させるためのシンポジウムやワークショップ、現場見学会のスケジュールを記載しております。  続きまして資料が飛びますが、132ページをお開きください。2目都市開発費のうち土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区につきましてご説明いたします。【補助】と【単独】がございますが、関連しておりますので、一括してご説明します。【補助】が13億1,600万円、【単独】が9億2,300万円、合計で22億3,900万円を計上しております。まず、1.事業概要でございますが、土地区画整理事業により鉄道施設の受け皿を整備するとともに、道路などの基盤整備と土地利用の転換を図り、長崎の玄関口にふさわしい都市拠点の形成を図ろうとするものでございます。施工地区面積、事業期間、総事業費、整備内容等は記載のとおりでございます。次に、2.令和2年度事業内容でございますが、(1)【補助】につきましては、主な事業として国道202号から新しく整備される東口駅前交通広場にアクセスするためにNHKの前に新しく交差点を設置することとしておりますが、そのことに伴う路面電車の軌道移設工事委託や国道202号の道路改良工事、また現在の駅舎やかもめ広場等の移転補償などを予定しております。  133ページをごらんください。(2)【単独】につきましては、主な事業として東口駅前広場の設計委託や土壌汚染対策工事、電線共同溝整備工事、上下水道工事費負担金などを予定しております。3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  134ページをお開きください。実施予定箇所の平面図でございます。資料を横にしてごらんください。図面上側が国道202号、下側が浦上川、図面中央付近が新しい長崎駅でございます。左側の表には事業内容を記載しておりますが、補助事業を緑で、単独事業を青で示しており、事業箇所につきましては左から3列目にある番号が図面中の番号と整合をしております。今月28日の在来線の高架切りかえ及び新駅舎開業を受け、駅東側の線路などの撤去が進められることとなりますが、これに合わせ駅東側の整備に着手をしてまいります。
     135ページから136ページにかけては参考資料としまして長崎駅周辺再整備事業のスケジュール及び令和2年2月現在の工事状況写真を添付しておりますので、後ほどご参照ください。  続きまして137ページをごらんください。ただいまご説明した【補助】土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区及び【単独】土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区において、令和2年度の事業として実施する軌道移設工事委託に係る債務負担行為についてご説明いたします。1.債務負担行為の目的でございますが、国道202号の北部方面から東口駅前広場にアクセスするために右折帯を設置することとしており、路面電車の軌道移設工事を令和2年度から令和4年度にかけて一括して委託するに当たり、令和3年度から令和4年度までの業務委託に係る経費について債務負担行為の設定を行うものでございます。次に、2.債務負担行為限度額の内訳等でございますが、まず、(1)限度額につきましては表に記載のとおり令和2年度は当初予算として2億9,300万円を計上しており、令和3年度から令和4年度までの期間において限度額3億5,000万円の債務負担行為を設定するものでございます。(2)アの業務概要でございますが、既存の道路幅員の中で右折帯を確保するために電車軌道を移設するもので、延長約300メートルにおいて仮設電柱の設置・撤去、センターポール電柱の撤去・設置、軌道移設などを行うこととしております。イ.限度額の内訳及び138ページの(3)財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  139ページをごらんください。実施予定箇所の平面図でございます。資料を横にしてごらんください。図面左側が北の方角で、上側が国道202号になります。赤で着色した約300メートルの区間において電車軌道の移設を行うものでございます。右下の断面図をごらんください。左側がNHK側で右側が長崎駅側ですが、上段の現況に対して下段が整備計画の断面になります。赤で記載のとおり、駅側の歩道のカットや軌道の移設を行い、現況の道路幅員の中で右折帯を追加する計画としております。  私からの説明は以上でございます。 74 ◯谷口都市計画課長 それでは、同じくまちづくり部提出資料の127ページにお戻りください。引き続き、私からは第2目都市開発費のうち都市計画課所管分につきましてご説明いたします。【補助】市街地再開発事業費、新大工町地区としまして当初予算額20億7,970万円を計上させていただいております。1.事業概要でございますが、本事業は新大工町地区において玉屋百貨店やその周辺の地権者によって進められております市街地再開発事業に対し、新大工町地区の商業活性化及び中心市街地全体のにぎわいの再生を図るために、国、県、市が一体となって支援するものでございます。再開発事業の位置や具体的な事業の概要につきましては、中ほど以降に記載しておりますのでご参照ください。  128ページをお開きください。上段の2.令和2年度事業内容につきましては、施設整備の工事を進める上で必要となります工事監理などのための調査設計計画費、既存建物の解体や補償を行うための土地整備費、そして再開発ビルの建築のための建築工事費などでございます。次に、中ほどの3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。その下の4.これまでの主な経緯と、5.今後のスケジュールにつきましても記載のとおりでございます。  129ページをごらんください。上段には再開発ビルの主な用途の配置イメージ図を、中段には完成後のイメージパースを、下段には現況の写真をそれぞれ掲載しておりますので後ほどご参照ください。  130ページをお開きください。次に、【補助】市街地再開発事業費、新大工歩道橋としまして、当初予算額6,500万円を計上させていただいております。1.事業概要でございますが、新大工町地区において市街地再開発事業を契機とした地区の活性化により歩行者が増加し、平面の横断歩道のみでは安全な歩行者の横断の確保が見込めないということから、歩行者の安全性の確保及び再開発ビル内のエレベーター施設と連携したバリアフリー化を図るために再開発事業と連携しながら歩道橋の再整備を行うもので、事業の概要は記載のとおりでございます。次に、2.令和2年度事業内容でございますが、歩道橋の再整備を進める上で必要となります測量調査設計のための委託料を計上しております。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございますが、表の右から2番目のその他の欄につきましては、歩道橋のほうへ屋根を設置するなどグレードアップに係る設計分として再開発組合が負担する負担金でございます。次に、4.スケジュールでございますが、表に記載のとおり令和2年度に設計、令和3年度に設置工事を予定しております。  131ページをごらんください。上段には位置図を、下段にはイメージ図を記載しておりますので、後ほどご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 75 ◯林田東長崎土地区画整理事務所次長 恐れ入りますが、資料の140ページをごらんください。【補助】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区、予算額2億5,000万円及び【単独】都市基盤施設整備事業費、東長崎地区、予算額3,000万円でございます。1.事業概要ですが、東長崎地区土地区画整理事業の廃止予定区域において都市計画道路や生活道路、公園の整備を進めているものでございます。次に、2.令和2年度事業内容ですが(1)都市計画道路につきましては、東長崎縦貫線の用地購入、建物等移転補償及び道路工事等でございます。事業費は記載のとおりであり、平成28年度からの継続の事業でございます。(2)公園につきましては(仮称)清藤公園の用地購入、工作物等移転補償及び整備工事等でございます。事業費は記載のとおりであり、令和元年度からの継続の事業でございます。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  資料141ページをごらんください。東長崎縦貫線及び(仮称)清藤公園の位置図でございます。東長崎縦貫線につきましては左上方の赤色の太い実線部分で、延長700メートルでございます。(仮称)清藤公園につきましては赤丸の箇所で整備面積約2,600平方メートルでございます。  142ページをごらんください。この図面は東長崎縦貫線の建物等調査、建物補償、道路工事及び用地取得の施工箇所を示しております。  143ページをごらんください。(仮称)清藤公園の位置図であり、中央下の赤色で塗り潰した箇所が公園整備箇所で、用地購入、工作物等移転補償及び整備工事等を行うものでございます。  144ページをごらんください。(仮称)清藤公園のイメージパースでございます。  145ページをごらんください。東長崎縦貫線及び(仮称)清藤公園の整備に係る全体スケジュールでございます。早期整備に向けて事業を進めてまいりたいと考えております。  次に、146ページをごらんください。【単独】土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区、予算額1億5,320万円でございます。1.事業概要ですが、東長崎平間・東地区の土地区画整理事業を施工することにより、健全かつ良好な住環境の向上を図るものでございます。全体の事業内容ですが、施工地区面積は30ヘクタール、施行期間は平成14年度から令和3年度まで総事業費は105億円、進捗率は平成30年度末現在の事業費ベースで98.1%でございます。次に、2.令和2年度事業内容ですが、地権者の換地及び清算金を確定するための画地確定測量及び換地計画図書作成等の委託料4,510万円、道路改良工事及び画地造成工事等の工事請負費8,300万円、上水道施設工事費負担金100万円、工作物等移転補償費700万円、事務費1,710万円でございます。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  147ページをごらんください。東長崎平間・東地区の位置図でございますが、グレーの部分は施工済みの箇所を示し、青色部分が令和元年度の施工箇所、赤色部分が令和2年度の施工予定箇所で、赤文字が工事箇所、黒文字が補償箇所を示しております。  148ページをごらんください。事業の全体スケジュールでございます。令和3年度での換地処分を目標に事業を進めてまいりたいと考えております。  私からの説明は以上でございます。 76 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費第2目都市開発費の総合事務所所管分についてご説明いたします。  まず、総合事務所提出の委員会資料の1ページをごらんください。第2目都市開発費のうち総合事務所所管分につきましては行番号23に記載の9,449万9,000円で、昨年度の当初予算額1億3,451万9,000円と比べて4,002万円の減となっております。  次に予算説明書の254ページ、255ページをお開きください。第2目都市開発費のうち総合事務所所管分は説明欄に記載の2.歴史的地区環境整備費及び4.事務費の一部、5.【補助】斜面市街地再生事業費、次のページ257ページの7.【補助】歴史的地区環境整備事業費でございます。このうち前のページの255ページの2.歴史的地区環境整備費につきましては、唐人屋敷地区の施設の維持管理費や都市計画道路新地町稲田町線及び唐人屋敷中通りの沿道の建物に対する修景費用の助成金でございます。  主な事業の内容につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。 77 ◯出口地域整備2課長 第5項都市計画費のうち総合事務所分についてご説明いたします。  総合事務所提出の委員会資料106ページをお開きください。【補助】斜面市街地再生事業費、立山地区、予算額は6,000万円でございます。1.概要でございますが、建物の老朽度や密集度が高い斜面市街地において8地区を重点区域として定め、防災性の向上や居住環境の改善を図ることを目的に、現在生活道路の整備を中心として取り組んでいるところでございます。2.事業内容ですが、ア.全体計画は記載のとおりでございます。イ.令和2年度の事業内容でございますが、道路改良工事20メートル、建物1件の土地取得特別会計からの買い戻し、支障物件移転補償などを予定しております。なお、道路事業の進捗率は令和2年3月末で約80%となる見込みです。3.財源内訳は記載のとおりでございます。  107ページをごらんください。事業予定箇所の図面を添付しております。赤色の文字が令和2年度の整備と予定箇所となります。  続きまして、108ページをお開きください。【補助】歴史的地区環境整備事業費、唐人屋敷顕在化、予算額3,150万円でございます。1.事業概要ですが、唐人屋敷跡は日本と中国の交流の歴史的意義はもとより長崎市の観光の面からも重要な位置を占める場所であるので、唐人屋敷顕在化事業として観光や情報発信の拠点整備と日中交流の歴史が生きづいたまちづくりを行うものでございます。2.事業内容ですが、(1)全体計画は記載のとおりでございます。(2)令和2年度事業内容は土神堂前に広場を計画しております館内市場、牟田口市場などの建物解体を行う予定でございます。3.財源内訳は記載のとおりでございます。  109ページをごらんください。事業の位置図でございます。図面中ほどに赤枠の部分が広場の整備を行う予定となっております。  私からの説明は以上でございます。よろしくご審議のほど賜りますようよろしくお願いいたします。 78 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 79 ◯浅田五郎委員 123ページ、説明の中のページは254ページ、255ページなんだけど、3,646万6,000円の長崎駅周辺エリアデザイン検討費だけど、これこの下のほうを見てみるとデザイン検討費負担金というのがあるんだけれども、少なくとも設計費であるかなと思ったらそうでなくて、設計に反映させるためにこのデザインの皆さん方が900万円が指導料っていうのか、そういうことだろうと思うんだけど、これについて中身を教えていただきたい。  それからその次のページに124ページに事務費として806万6,000円があるんだけれども、会議が何回行われてどの程度の人たちが出てきてやるのか、その806万6,000円っていうのは普通の審議会とか何かの数字から見ても結構な数字なんだけど、それについて中身ちょっと教えていただきたい。 80 ◯芝長崎駅周辺整備室長 123ページの令和2年度の事業概要のうち(2)で長崎駅舎デザイン検討費負担金でございますけれども、これは駅舎につきまして現在の質の高いデザインに配慮された駅舎を建設していくに当たり、デザイン基本計画で策定をされましたグレードの高い駅舎を実際に機構が施工いたします駅舎に反映させるために、このための設計の精査でありましたり、基本計画と整合がとれているかまたは場合によっては修正案を作成したりとか、そういった業務を県が委託を発注をしております。そのうちの2分の1を市が負担するもので、1,800万円の2分の1の900万円を計上さしていただけるところでございます。  それからもう1点でございますけれども、事務費についてでございます。これにつきましてはこの長崎駅周辺エリアデザイン調整会議や長崎駅舎・駅前広場等デザイン検討会議を開催するに当たりまして、委員の方への謝礼であったり委員と打ち合わせをするための旅費でございまして、今検討をしております費用につきましては、まず調整会議は駅舎だけではなくて、この駅周辺のエリアで建築が進められておりますMICE施設でありますとか、JRの高架下の施設でありますとか、そういったさまざまな施設についてデザイン検討を行うものでございまして、調整会議としては年2回それからそれを行うための専門部会というのが下部組織としてございますので、それを年8回予定しております。また、駅舎駅前広場につきましては、その下部組織としてデザイン検討会議を年4回開催することとしております。そういった会議の開催のための旅費または報償費ということでございます。  以上でございます。 81 ◯浅田五郎委員 3,646万6,000円の中で聞いたんだけどね、デザインと設計としてこれだけ組んでいるというのはわからんではないんだけれども、少なくとも設計するためのアドバイス的な人たちがいろいろ検討して、何回か会議なり2回か3回か言っていたけれども、その800万円からの会費を使うわけですね。しかも高尾さんていう先ほど九州大学の専門家を雇っておるのにいったい何を考えてこういうのに、私に言わせると無駄なことをやってんだろうかという感じはするし、そういった面について今ここでは議論をするわけじゃないんだけれども、もう一度その3,646万6,000円の中身が、要するにこの1,900万円と800万円、その残りはじゃ何なのということになるわけよ。3,646万6,000円の中身について、事業用の1,900万円、これはあの設計をするためにアドバイザー料ですよね。それに会議のその幾らですか806万6,000円ですか、こういうものを使ってみても、じゃ何なんだろうかと、えらいデザイン関係に残高が使っているような感じがするんだけれども、しかも高尾先生っていうベテランのそういった専門家まで雇っているのに何やってんのかって疑問に思うんだけれども、これはこれからの会議で続けるとして、まあひとつそれに対する皆さんがたのご意見があれば聞かせてもらいたい。 82 ◯片江まちづくり部長 通常どおりの設計業務委託ではないような内容になっておりますことでご質問のことと思いますけれども、鉄道施設といいますのは、通常土木部であります道路とか公園とかとは違いまして、非常に専門性が高い事業でございます。実際には機構のほうで設計して事業をするわけですけれども、我々が午前中の質疑にもお話ししましたように、まあ通常ではないもっと地域独自のいいものを設計の中に反映させてほしいということで、こちらからデザインのベースとなるものを向こうに提案して、それを向こうの作業部隊が実際に設計に落とし込むという作業になるわけですけれども、往々にしてそれにありがちなのが、こちら側としてはここのところは曲げてほしいとか、あるいは形状は丸にしてほしいとか、ある意味を持ってお願いしたところが、先方の設計作業の中でそれが省略されてしまってこれぐらいのところでよかろうという判断のもとで、結局はいろんなところでそれがなされてしまって我々が意図した設計どおりのものがグレードアップ費を負担したとしても現場で反映できなかったということが他都市でよくございます。そういったことがないように我々が機構のほうから、いやこれこれこういった理由ではできないんでと言われたとしても、本当にそれができないのか、いや向こうの都合でできないにしているのかがわかりませんので、こちらは専門家をスタッフとして置いて、彼らにその判断を任せて相手方の言うことが本当なのか、いや実際はできることなのかをきちんと吟味しながら議論をしていく必要がありますので、この伝達に関するような費用をコンサルタントに委託をして我々の業務の手助けをしていただいているという状況でございます。それと設計に関しましてはやはり先ほど言いましたように、鉄道施設といいますのは特殊なものでございます。いろんなところでの事例を手がけた先生方のご意見も踏まえないとなかなか我々だけではひとりよがりのものになってしまいますので、そういったこれまで行われた事業のいいところといった情報も含めながら、長崎市ならではの駅舎をつくるに当たりましては、やはりそれなりの先生方も参画していただいて設計を煮詰めていく必要があったということが相当な人数で協議会を持たせていただいているということでございます。  以上でございます。 83 ◯浅田五郎委員 専門的な鉄道の問題だからっていうことなんだけど、この方々は道路のそのタイル1枚の色からいろいろやっているんですね。例えば私はこの前から寺町の道路が決壊しているからということで現場に行ってみた。ところが、現場の地元の人たちはこれはそのまま修復していただいていいんですよって、いやこれは高尾先生のご意見も聞かんとわからんとですよなんて、そういったところまで出てきているわけだからね。だったらじゃ、このデザイン関係に長崎市はお金を出しているのかという疑問を持っているよ。これは討論する場所ではないから、私はこのくらいでやめますけれども、もう少し長崎市は専門家の皆さん方もいることだから、自分たちでつくるよう自信持って、何もここで選んだ学者の人の意見を聞かんでも私は十分やっていけると思うけどね。長崎市が財政的に豊かであれば結構なんだけど、やはりいろんな面で財政的に苦しいっていう現状においては予算をつくるときにはこれが果たして市民が納得するんであるかどうか予算のこともきっちり考えてくださいということをやはり強く要望しときたいと思います。  以上で終わります。 84 ◯平野 剛委員 まちづくり部提出資料の119ページ、3月末に高架に切りかわってからの絵が書いているんですが、解説で赤い点線部分を歩いていくっていうような説明があった後に仮設の屋根とバリアフリー化はされるということがおっしゃられました。その関連の予算がどこにあるのかちょっとわからないんですが、それは切りかわった時点で、あの辺の様子を見に行っても一体このどこを歩いていくんだろうという状況なんですね。それはでき上がった時点で仮設の屋根とバリアフリー化はちゃんとされているのかっていうのと、これ直線で150メートルほど後ろのほうに下がるっていうようなことを聞いていたんですけど、この車線を歩くとなるとバス停電停まで300メートルとかどれぐらいあるのかなっていう中を一体どの程度の期間こういったことが続くのか、また、仮設の屋根とバリアフリー化がされているといっても、例えば台風だとか強風のときに横風、横雨に対してちゃんとそういったものが影響されず、歩けるような状況になっているのかなとかこの辺をちょっとその辺の予算とかも今回のどこかにあるのかなだとかも含めてちょっとご説明をしていただいてよろしいですか。 85 ◯芝長崎駅周辺整備室長 まず在来線開業時、来年度からですけれども、そのときの状態、この仮設の通路、屋根等がまず予算のどこに計上されているのかっていうことでございます。これにつきましては、県が主体となっております連続立体交差事業の一環として今後東側の軌道の撤去等にも入ってまいります。その中でこの仮設の通路についてもJRが実際することになろうかと思いますけれども、事業としては県の連立立体交差事業の中でやっていくということが1点でございます。それからその時期でございますけれども、来年度まず早々に入りますのは、この先ほど言いました軌道の撤去でございますけれども、その撤去と同時並行的にこの通路の整備を行うところ、それから既存のホームを活用するところ、こういったところ多くて2カ所ございまして、既存のホームを活用する部分といいますのは今はもう既に屋根がかかっておりますので、そのままのホームを歩いていただいてアクセスすると。ただ、そこのホームの先から在来線の高架駅まで東西方向に横断する部分、こちらが軌道の撤去とあわせながら工事が進められていきますので、今JRからお聞きしているのは、ことしのゴールデンウィークぐらいまでには整備を進めたいとお聞きをしております。それからこの距離でございますけれども、ご指摘のとおり国道からは少しう回をすることになりますので、かなり長い距離になろうかと思います。今の駅前広場から新しい改札までは、県の連続立体交差事業が示されているのは約350メートルということでございます。  それからあと1点、当然台風等の対策も必要になってくると思います。これにつきましては仮設ではありますけれどもそういった構造計算をしっかりして、建築物として許可を得たものを仮設の屋根として設置するとお聞きをしております。  以上でございます。 86 ◯平野 剛委員 最後のところの具体的なイメージが350メートル歩く途中までは既存のホームを使っていくんだと。最後、今線路のところを歩いていくわけですよね。例えばそのことしの直近で言うたらことしも6月、7月ぐらいに台風が来た際に屋根はちょっと仮設であっても周り何もないわけじゃないですか。いきなり横殴りの雨、風が入ってくる中を相当程度歩いていくわけでしょう。ちゃんと歩いて行ける状況になっているのかっていうところは、ちゃんとなっているわけですか。そこら辺のイメージがわかんなかったもんで私質問したんですけど。 87 ◯芝長崎駅周辺整備室長 まず、119ページの資料で申しますと、この紫の部分、新幹線の工事っていうのが今後継続して進めてまいります。先ほど申しました軌道の撤去と、このエリアがかなり工事でふくそうしているということがございまして、この図面で言うと斜め方向に赤の点線が引かれていると思いますけど、この斜め部分が一番西側のホームになります。斜めの部分はホームの屋根を伝って行けると。ここからこの紫の駅舎部分までの図面でいうと上下方向の部分、この部分について現場のヤードを横断することになりますので、ここは先ほど申しましたとおり仮設の屋根ということでございます。  以上でございます。〔「横風に対応できるのか、台風がひどいとき」と言う者あり〕そうですね。台風となると全て当然構造計算をやって一定の風荷重に対しては建築基準法上十分なものということで設計をされていると思いますけれども、台風の大きさにもよりますけれども、そういった非常に大きいと想定されている場合にはやはり撤去等も必要になってくるかと考えております。  以上でございます。 88 ◯平野 剛委員 聞きたいのは、多くの方が降りられるわけじゃないですか。ここを渡っていくときに台風とは言わなくても梅雨時でも結構うわって雨が降ったときには、普通の方がちゃんと通常どおり歩いていけるような状況になっているんですかっていう、なっていないんであればその辺の予算だとかそこら辺の計画はどうなっているんですかっていうのも聞きたかったんですけど、そこら辺の状況をお話ししてもらえればと思って、それで何もないんでしょう、結局わあっと降られたらもうびしょびしょになるしかないんですか、これ1年か2年かわからないですけど。 89 ◯芝長崎駅周辺整備室長 今、連続立体交差事業でJRが計画されておりますのが、一般的なカーポートを、ああいった仮設の屋根を設置するということでございますので、通常の風に対しては一定の加重を考慮した上で設計がされている既製品でございますので、そこの部分については大丈夫かと思いますけれども、限度を超えた台風となりますとやはりカーポートでも倒壊するということがございますので、そこは状況に応じて管理者である連続立体交差事業またはJRのほうで対応することになろうかと考えております。〔「雨が降ったときにぬれるかぬれないかとか。」と言う者あり〕 90 ◯片江まちづくり部長 先ほど言いましたが、その既存のホームのところから新幹線の工事ヤードの間の部分につきましては、これは台風のとき要は通常っていう言い方わかりにくいかもしれませんけれども、普通我々が傘をさしてそこそこぬれずに歩ける程度の既製の雨よけだと私は考えております。もう風速30メートルとかそれぐらいのところが来て真横から雨が吹きつけてくるような状況では、やはりどうしてもそこから雨一粒ぬれずに歩けるような状況では恐らくないだろうと思っております。そこはやはり通常の歩道歩くときと同じように傘をさして歩いていただくとか雨よけしながらとかいうことになると思います。ただし、本当にこう災害の程度がひどいときにはJRも運行がとまりますので、そういったときにはきちっとアナウンスもして、無駄な移動とかそういったものが生じないように当然連携をして、我々は市民にサービスに努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 91 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか、  質疑を終結いたします。  ここで、一応この部分の審議は終わりましたけど、3月末をもちまして勇退される部長級の職員がおられますので紹介いたします。        〔退職者挨拶〕 92 ◯筒井正興委員長 理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後1時50分=           =再開 午後1時56分= 93 ◯筒井正興委員長 委員会を再開いたします。  次に第8款土木費第5項都市計画費第5目都市下水路費、第6目公園費及び第7目県施行事業費負担金のうち土木部所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 94 ◯吉田土木部長 第8款土木費第5項都市計画費のうち第6目公園費第7目県施行事業費負担金の土木部所管分についてご説明をいたします。予算説明書は258ページから261ページまででございます。ここで、258ページをごらんいただきたいと思います。第8款土木費第5項都市計画費の予算総額154億8,729万4,000円のうち土木部所管分につきましては、恐れ入りますが、土木部提出の委員会資料1ページをごらんいただきたいと思います。土木部予算一覧の18行目から記載の第6目公園費が3,984万9,000円、次の行の第7目県施行事業費負担金が2億500万円でございます。内容といたしましては、予算説明書258ページから259ページを再度ごらんいただきたいと思います。まず、第6目公園費でございますが、予算説明書258ページ下段に記載の第6目公園費の予算額15億3,633万4,000円のうち土木部所管分は259ページ説明欄の一番下から4行目に記載の2.事務費、1.公園費事務費のうち334万9,000円、その次に記載の3.【補助】公園等施設整備事業費のうち1.金比羅公園でございます。これは恐れ入りますが土木部提出の委員会資料、1ページを改めてごらんいただきたいと思います。第8款第5項第6目公園費のうち土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号18行目、増減欄記載の7億857万6,000円の減となっております。これは稲佐山公園におけるスロープカー整備事業の完了に伴う皆減などによるものでございます。  次に、予算説明書の260ページをお開きいただきたいと思います。第7目県施行事業費負担金でございます。260ページ中ほどから記載の第7目県施行事業費負担金の予算額14億6,601万円のうち土木部所管分は261ページ説明欄に記載しております1.都市計画費負担金のうち1.社会資本整備総合交付金事業費から3.旧地方特定道路整備事業費までの全部でございます。  また恐れ入りますが、改めてまた土木部提出の委員会資料1ページをごらんいただきたいと思います。第8款第5項第7目県施行事業費負担金のうち土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号19行目、増減欄記載の1,500万円の増となっております。  引き続き、事業の主な内容は土木部提出の委員会資料に基づき担当課長から説明いたしますのでよろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 95 ◯川原土木建設課長 第8款土木費第5項都市計画費第6目公園費のうち土木建設課所管分についてご説明させていただきます。  土木部提出の委員会資料52ページをお開きください。事業名、【補助】公園等施設整備事業費、金比羅公園、予算額は3,650万円でございます。1.概要でございますが、園路や駐車場などの整備を行い、公園利用者の利便性の確保と身近に自然が感じられる公園としての機能向上を図るため、整備を行っているものでございます。2.事業内容のうち全体計画は記載のとおりです。令和2年度の事業内容でございますが、工事、用地取得及び委託といたしまして保安林指定解除のための業務委託を予定しており、事業費は3,650万円でございます。3の財源内訳は記載のとおりです。  53ページをごらんください。赤色四角に記載している内容が令和2年度の事業となります。矢印で示す赤色箇所で先ほど申しました工事、用地取得及び保安林指定解除の業務委託を予定しており、予算額は3,650万円でございます。  私からの説明は以上でございます。 96 ◯長瀬土木企画課長 第8款土木費第5項都市計画費のうち第7目県施行事業費負担金の土木企画課所管分についてご説明を申し上げたいと思います。  資料は54ページをお開きください。第8款土木費第5項都市計画費第7目県施行事業費負担金でございます。県が施行する都市計画事業に対し、地方財政法第27条に基づき地元負担金を支出しようとするものでございます。負担額は右上の予算額の欄に記載のとおり社会資本整備総合交付金事業費といたしまして1億5,000万円、それから街路事業費といたしまして2,500万円、それから旧地方特定道路整備事業費といたしまして3,000万円、合計2億500万円を計上してございます。事業内容及び財源内訳についてはページの中ほどから路線ごとの事業費と負担内訳を記載いたしております。左端から図面番号、路線名、事業費、負担割合に応じた国、県、市の負担の内訳、このうち右側の太枠の中が市の負担分の財源内訳となってございます。社会資本整備総合交付金事業費では事業費の10%を、街路事業費については事業費の50%を、それから旧地方特定道路整備事業費においては事業費の20%これを市が負担するものでございます。  56ページをお開きいただきたいと思います。事業箇所の箇所図、案内図でございます。それでは路線名についた番号順に57ページからその概要をご説明したいと思います。上側1番目、社会資本整備総合交付金事業、都市計画道路滑石町線の大神宮工区につきましては、大神宮交差点を挟みまして、滑石中学校付近から北陽小学校付近までの約850メートルの区間で茶ノ木橋のかけかえや河川改修、用地補償が予定されております。下の2番、街路事業県単独事業の浦上川線の調査につきましては、ルート選定後の都市計画に必要な資料作成が予定されているものでございます。  次に、58ページをお開きいただきたいと思います。上の段になります旧地方特定道路整備事業費、都市計画道路滑石町線の大神宮工区は大神宮交差点付近の茶ノ木橋かけかえに伴う用地補償費が予定されているところでございます。  私からの説明は以上でございます。 97 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費のうち第5目都市下水路費及び第6目公園費の総合事務所所管分についてご説明いたします。  まず、総合事務所提出の委員会資料の1ページをごらんください。第5項都市計画費のうち総合事務所所管分は行番号24に記載の第5目都市下水路費417万2,000円と行番号25に記載の第6目公園費の14億9,648万5,000円と合わせて15億65万7,000円で昨年度の当初予算13億2,760万8,000円と比べて1億7,304万9,000円の増となっております。  次に予算説明書の258ページ、259ページをごらんください。第5目都市下水路費は全て総合事務所所管分で、都市下水路の維持管理を行うものでございます。次に、第6目公園費のうち総合事務所所管分は説明欄に記載の1.公園等維持管理費と2.事務費の一部、3.【補助】公園等施設整備事業費の次のページ261ページの2の魚の町公園からその欄の一番下の8.【単独】公園灯整備事業費の全てでございます。  主な事業の内容につきましては総合事務所提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。 98 ◯田畑地域整備1課長 総合事務所所管分についてご説明をいたします。  総合事務所提出の委員会資料110ページをお開きいただきたいと思います。【補助】公園等施設整備事業費、魚の町公園、予算額は6,000万円でございます。1.概要でございますが、新市庁舎の建設及び周辺道路のバスベイ等整備とあわせ、新市庁舎の向かい側に位置する魚の町公園の再整備を行うものでございます。2.事業内容のうち(1)全体計画は記載のとおりでございます。(2)令和2年度は道路のバスベイ整備に伴う敷地造成等の公園整備工事を予定いたしております。3.財源内訳は表に記載のとおりでございます。  111ページは魚の町公園の位置図でございます。  112ページをお開きいただきたいと思います。魚の町公園の計画平面図となります。図面下に、枠で囲んで主なコンセプトを3点記載いたしております。1点目、市民の活動・憩いの場ですが、多彩なイベントが可能な新庁舎前広場との役割分担として、魚の町公園はまちなかの緑の憩いの空間とします。また、市民会館エントランス前やバス停側には一定の滞留空間を確保し、開放的で自由度の高い空間を創出いたします。2点目の新たな動的回遊軸の創出でございますが、公園の新市庁舎側を歩道とフラット化し、図面でいいますと左上が北側になりますが、そちら側の北側交差点から公園内を通って右下の南側の中島川方面へ抜ける新たな回遊動線を創出いたします。3点目の新市庁舎と一体化した拠点的空間でございますが、舗装材やウッドデッキなど新庁舎前広場のデザインと統一感を持たせることといたしております。  次に、113ページをごらんいただきたいと思います。【補助】公園等施設整備事業費、都市公園でございます。予算額は5,500万円でございます。1.概要でございますが、国の補助を活用し、長寿命化計画に基づいて老朽化している施設の改築・更新を行い、安全・快適に過ごせる公園環境を整えるものでございます。2.事業内容でございますが、中央総合事務所において立山公園の老朽化したナイター照明を改修する予定といたしております。3.財源内訳は表に記載のとおりでございます。  114ページをお開きいただきたいと思います。事業予定箇所でございます立山公園の位置図でございます。赤色で示した部分が改修を行うナイター照明でございます。  次に、115ページをごらんいただきたいと思います。【補助】公園等施設整備事業費、ユニバーサルデザイン遊具、予算額は4,000万円でございます。1.概要でございますが、国の社会資本整備総合交付金を活用し、稲佐山公園におきまして長寿命化計画に基づいて老朽化している施設の改築・更新を行い、安全・快適に過ごせる公園環境を整えるものでございます。令和2年度からは稲佐山公園について新たな指定管理者とともに、多くの市民の皆様や観光客に楽しんでいただけるよう、さまざまな事業を実施することで魅力向上を図り、活性化に取り組んでいくことといたしております。2.事業内容は障害の有無にかかわらず全ての子どもたちが楽しく遊べるよう、障害者団体と意見交換を行いながらユニバーサルデザイン遊具の設置を予定しております。3.財源内訳は表に記載のとおりでございます。  116ページをお開きいただきたいと思います。赤色で着色した部分の遊具をユニバーサルデザイン遊具に更新を予定しております。参考といたしまして東京都立川市にございます国営昭和記念公園のユニバーサルデザイン遊具を掲載しておりますのでごらんいただきたいと思います。  続きまして、117ページをごらんいただきたいと思います。【単独】総合運動公園施設整備事業費、かきどまり陸上競技場ほか、予算額は1,800万円でございます。1.概要でございますが、総合運動公園において施設の改修等を行うことにより、公園利用者の利便性や快適性の向上を図るものでございます。2.事業内容でございますが、運動広場ダッグアウト整備、給水施設(塩素注入器他)改修、陸上競技場トレーニング室空調設備改修及びクラブハウス空調設備改修を予定しております。3.財源内訳は表に記載のとおりでございます。  118ページをお開きいただきたいと思います。施設整備の予定箇所につきましては、赤色で着色してあるところでございます。  次に、119ページをごらんいただきたいと思います。【単独】公園施設整備事業費、稲佐山公園、予算額は2,000万円でございます。1.概要でございますが、稲佐山公園において施設の改修や植栽等を行うことにより、公園利用者の安全性と利便性の向上や観光都市長崎としての魅力向上を図るものでございます。2.事業内容でございますが、園路の舗装や伐採・植栽の整備を予定いたしております。3.財源内訳は表に記載のとおりでございます。  120ページをお開きいただきたいと思います。整備の予定箇所は、赤色で着色いたしております。  続きまして、121ページをごらんいただきたいと思います。【単独】公園施設整備事業費、既設公園、予算額は9,300万円でございます。1.概要でございますが、既設公園において利用者の安全性と利便性の向上を図るため施設の改修等を行うものでございます。2.事業内容でございますが、各総合事務所の内訳は表に記載のとおりでございます。中央総合事務所ではことし被爆75周年を迎えた平和公園におきまして、以前より要望されておりました公園利用者の雨天時対策として雨よけ施設の設置を予定しており、東総合事務所では長崎東公園、北総合事務所では黒崎永田湿地自然公園、琴海中央公園において事業内容の欄に記載の整備を予定いたしております。3.財源内訳は表に記載のとおりでございます。  122ページは全体の位置図でございます。恐れ入ります、123ページをごらんいただきたいと思います。平和公園の予定箇所でございますが、右上に平和公園雨よけ施設のイメージ図を添付しております。急な雨などでも利用しやすいよう片側に柱がある、そういった構造としておりまして、景観面にも配慮して主張し過ぎないデザインを考えてございます。またイメージ図ではちょっと足下のところが土のようになっておりますが、実際は板石舗装とすることで雨天時でも快適に使っていただけるように考えております。  124ページから126ページは、事業予定箇所の位置図を添付させていただいております。  次に、127ページをごらんいただきたいと思います。【単独】公園再整備事業費、日の出町公園ほか、予算額は1,500万円でございます。1.概要でございますが、公園施設について老朽化による劣化、破損した箇所などを長寿命化計画に基づき再整備することにより、公園利用者の安全性を確保するものでございます。2.事業内容でございますが、中央総合事務所管内の日の出町公園、十人町公園において舗装などの整備を予定いたしております。3.財源内訳は表に記載のとおりでございます。  128ページは全体の位置図、129ページ、130ページは、事業予定箇所の位置図になります。  次に、131ページをごらんいただきたいと思います。【単独】公園便所整備事業費、西郷橋公園ほか、予算額は5,900万円でございます。1.概要でございますが、公園に設置している便所のうち老朽化した男女兼用便所の建て替えを行うことで男女別化を図り、公園利用者の安全性と快適性の向上を図るものでございます。2.事業内容でございますが、(1)西郷橋公園のほか3公園で4棟の便所の建て替えを予定しております。(2)公園便所照明のLED化を記載している公園86カ所で予定しております。3.財源内訳については表に記載のとおりでございます。  132ページは公園便所建て替えの全体計画図、133ページから136ページは公園便所予定箇所の位置図でございます。
     次に、137ページをごらんいただきたいと思います。【単独】公園灯整備事業費、LED公園灯、予算額は1億6,180万円でございます。1.概要でございますが、公園灯のLED灯への転換を図り、あわせて維持管理費の削減を図るものでございます。2.事業内容でございますが、(1)全体計画は平成30年度から令和3年度までの4カ年で、1,653灯をLED化しまして、総事業費は3億7,660万円を予定しております。各年度の事業内容等は表に記載のとおりでございます。(2)令和2年度は公園灯742灯の交換整備を予定いたしております。中央総合事務所を除きまして令和2年度で完了する予定でございます。3.財源内訳は表に記載のとおりでございます。  138ページは公園灯の全体計画図でございます。  説明は以上でございます。  よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 99 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。  質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時20分=           =再開 午後2時21分= 100 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第9款消防費第1項消防費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 101 ◯森尾中央総合事務所理事 第9款消防費第1項消防費についてご説明いたします。  予算説明書の270ページ、271ページをごらんください。第5目水防費のうち総合事務所所管分につきましては予算額15万円でございます。内容といたしましては、1.水防費で水防本部設置に係る資材購入費等でございます。  説明は以上でございます。 102 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。  質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時22分=           =再開 午後2時23分= 103 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 104 ◯森尾中央総合事務所理事 第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費のうち総合事務所所管分についてご説明いたします。  第2項公共土木施設災害復旧費のうち総合事務所所管分につきましては、委員会資料2ページをごらんください。総合事務所提出の委員会資料2ページです。行番号33に記載の1億4,000万円でございます。  次に、予算説明書の308、309ページをごらんください。第1目道路橋りょう河川等災害復旧費のうち3.【補助】海岸災害復旧費を除く全てが総合事務所所管分でございます。次に、第2目都市計画施設災害復旧費は全てが総合事務所所管分でございます。近年集中豪雨や台風などの災害が発生している状況でございますが、今後とも災害が発生した際には復旧作業に迅速に対応してまいりたいと考えております。なお、災害の発生箇所が見込めないため、中央総合事務所に予算をまとめて計上しておりますが、災害の発生に応じて予算を流用し対応することとしております。  説明は以上でございます。 105 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。  質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時25分=           =再開 午後2時27分= 106 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第8款土木費第5項都市計画費のうち第1目都市計画総務費及び第3目街路事業費のうち土木部所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 107 ◯吉田土木部長 第8款土木費第5項都市計画費のうち第1目都市計画総務費、第3目街路事業費の土木部所管分についてご説明をいたします。予算説明書につきましては、252ページから259ページまででございます。  それでは252ページをごらんいただきたいと思います。中ほどから少し上に記載の第8款土木費第5項都市計画費の予算総額154億8,729万4,000円のうち土木部所管分は、恐れ入りますが、土木部提出の委員会資料1ページ、土木部予算一覧のほうをごらんいただきたいと思います。こちらの15行目に記載しております第1目都市計画総務費2,764万7,000円及び17行目に記載の第3目街路事業費、5億6,780万円でございます。  内容といたしましては予算説明書にお戻りいただきたいと思いますが、252ページからの表をごらんください。順にご説明いたします。まず、第1目都市計画総務費でございます。予算額22億7,636万6,000円のうち土木部所管分は予算説明書の253ページの説明欄、下から6行目に記載の4.都市交通対策費のうち1.都市交通審議会費、2.バリアフリー基本構想策定費、その2つ下の4.幹線道路整備推進費、そして255ページをごらんいただきたいと思います。説明欄の上から4行目の9.二輪車等駐車場維持管理費、そしてさらに下のほうに記載の7.事務費の1.都市計画総務費事務費のうち224万3,000円でございます。  次に恐れ入りますが、土木部提出の委員会資料1ページの表をごらんいただきたいと思います。第8款第5項第1目都市計画総務費のうち土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号15行目、増減欄記載の912万8,000円の減となっております。  次に、第3目街路事業費でございます。予算説明書の256ページをごらんいただきたいと思います。中ほどから記載の第3目街路事業費でございますが、予算額6億2,100万円のうち土木部所管分は予算説明書257ページの説明欄をごらんいただきたいと思います。1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)の1.新地町稲田町線から3.銅座町松が枝町線(銅座工区)までと、それから少し下の3.【単独】都市計画街路整備事業費のうち2.地方道路等整備事業費と、その次の3.街路改良事業費でございます。  次に、恐れ入りますが、土木部提出委員会資料、1ページを再度ごらんいただきたいと思います。第8款第5項第3目街路事業費のうち土木部所管分の予算額の前年度との比較でございますが、表の行番号17行目、増減欄記載の1億4,050万円の減となっております。  引き続きまして、事業の主な内容は土木部提出の委員会資料に基づきそれぞれ担当課長から説明いたしますのでよろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 108 ◯長瀬土木企画課長 第8款土木費第5項都市計画費のうち第1目都市計画総務費の土木企画課所管分についてご説明申し上げます。  44ページをお開きいただきたいと思います。幹線道路整備推進費でございます。予算額は798万8,000円でございます。この事業は幹線道路に関する情報収集や調査研究を進め、国や県が施行する幹線道路や市が施行いたします補助幹線道路の効率的かつ効果的な整備推進を図ろうとするものでございます。事業内容でございます。まず、委託料としては448万円で、幹線道路の改良計画等に伴う市道への影響調査及び市道の改良検討を行おうとするものでございます。(2)負担金でございますけれども、124万2,000円でございまして、市内の幹線道路の整備推進と、市が行う事業の主な財源となる社会資本整備総合交付金等の国庫補助金の予算確保を図るため国、県及び国会議員等に対し、協議会を中心に要望活動を行っておるんですけれども、市及び市議会、地元自治会、経済会・交通運輸団体等で構成いたしております。長崎市が参加しております7つの協議会は記載しているとおりでございますので、ご参照いただきたいと思います。(3)として旅費等を掲載いたしております。226万6,000円でございます。先ほど申し上げました市内の幹線道路の整備推進と、市が行う事業の主な財源となる社会資本整備総合交付金等の国庫補助金の予算確保を図るため国、県及び国会議員等に対して要望活動を行うための経費でございます。令和2年度の活動といたしましては、記載のとおり都合13回を予定してございます。財源内訳は記載のとおりでございますのでご参照いただきたいと思います。  私からの説明は以上でございます。 109 ◯川原土木建設課長 第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費についてご説明いたします。  土木部提出の委員会資料の45ページをお開きください。事業名、【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)は新地町稲田町線ほか2路線で、予算額は表の一番下に記載のとおり、4億3,780万円でございます。1.概要でございますが、国庫補助を活用し道路交通の円滑化と安全性の向上等を図るため都市計画道路の整備を行っているものでございます。  2.事業内容については、45ページから46ページにかけそれぞれの路線ごとに目的、全体計画及び令和2年度の事業内容を、46ページの最後には3.財源内訳を記載しております。  詳細につきましては、各路線の位置図で説明させていただきます。  47ページをごらんください。新地町稲田町線でございます。本路線は湊公園と稲田町とを結ぶ都市計画道路として事業を進めているもので、令和2年度の事業といたしましては赤色四角に記載しておりますが、矢印で示す赤色箇所で工事、用地取得、建物補償及び委託といたしまして建物調査などを予定しており、予算額は補助事業で7,000万円、単独事業である地方道路等整備事業費745万円と合わせまして7,745万円でございます。  次に、48ページをお開きください。道の尾駅前線でございます。本路線は道ノ尾駅と国道206号とを結ぶ都市計画道路として事業を進めているもので、令和2年度の事業といたしましては赤色四角に記載しておりますが、矢印で示す赤色箇所で工事及び交差点の詳細設計などを予定しており予算額は2,000万円でございます。  次に、49ページをごらんください。銅座町松が枝町線(銅座工区)でございます。本路線は銅座町の春雨通りと銅座川に沿って湊公園とを結ぶ都市計画道路として事業を進めているもので、令和2年度の事業といたしましては赤色四角に記載しておりますが、矢印で示す赤色箇所で仮設工事、用地取得、建物補償及び交差点の解析業務などを予定しており、予算額は補助事業で3億4,780万円、単独事業である地方道路等整備事業費1,500万円と合わせまして3億6,280万円でございます。  次に、50ページをお開きください。事業名、【単独】都市計画街路整備事業費、地方道路等整備事業費、予算額は1億2,800万円でございます。1.概要でございますが、道路交通の円滑化と安全性の向上等を図るため、都市計画道路の整備を行っているものでございます。2.事業内容でございますが、それぞれの路線におきまして表の内容欄に記載の工事、用地取得、建物補償及び建物調査などを予定しております。3の財源内訳は記載のとおりです。  51ページをごらんください。地方道路等整備事業の位置図でございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 110 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 111 ◯五輪清隆委員 1点だけお伺いしますけど、50ページの関係で大黒町恵美須町線の関係、郵便局との交渉は、今はどういうふうになっていますか。もう簡単で結構です。 112 ◯川原土木建設課長 郵便局との交渉状況でございますけれども、これまではあそこの郵便局は集配と窓口が一緒になっておりますけれども、それは分離していいというところまで、話をさせていただいております。それぞれの分離したところがどういう代替地に行くかということで、我々もこういったところどうかということで、我々の市が持っている土地も、それから民間の開発も含めて情報提供させていただいているということで、まずは場所を決めるということを、早急に郵便局と詰めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 113 ◯山口政嘉委員 要望なんですけど、44ページにあるんですけど、都市交通対策費ということで幹線道路整備推進費ということで上がっているんですけど、この項目の中に自分しょっちゅう言っているんですけど、福田バイパスみたいにやはり項目として、ぜひ大きいバイパスも上げていただいて、今後そういう県とかいろいろ要望される際に、やはり目に見えて項目としてあるんだということが1つ大きな効果を発揮すると思いますし、自分もずっとこのことをお願いしてきているのでありまして、この件をぜひお願いしたいなということを強く、これはもうお願いだけにしておきますのでよろしくお願いいたします。 114 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  それでは質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時39分=           =再開 午後2時40分= 115 ◯筒井正興委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第6項住宅費のうち建築部所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 116 ◯山北建築部長 第8款土木費第6項住宅費についてご説明いたします。  予算説明書の260ページ、261ページをお願いいたします。あわせまして、建築部提出の委員会資料の1ページをごらんください。まず、第1目住宅管理費でございます。建築部所管分は261ページ下段の説明欄の1.職員給与費を除く全てで、その額は委員会資料1ページの8行目に記載のとおり予算額16億8,622万3,000円で、前年度当初予算額に対しまして3億8,235万7,000円の増となっております。これは【補助】既設公営住宅改善事業費の矢上団地ほかにおいて、外壁改修や屋上防水改修などを行うことなどによる工事費の増によるものでございます。  予算説明書の262ページと263ページをお開きください。次に、第2目住宅建設費でございます。第2目住宅建設費につきましては全て建築部の所管となっており、委員会提出資料1ページの9行目に記載のとおり予算額1億2,450万円で、前年度当初予算額に対しまして、130万円の増となっております。  次に、予算説明書の340ページ、341ページをお開けください。債務負担行為でございますが、上から5段目に記載しております高島光町団地エレベーター整備事業につきましては3億5,280万円を限度額として令和3年度に、またその次の6段目に記載しております既設公営住宅改善事業費につきまして2,000万円を限度額として令和2年度から令和3年度までの債務負担行為の設定を行うものでございます。  主な事業及び債務負担行為の詳細につきましては建築部提出資料より住宅課長よりご説明させていただきます。  私からは以上でございます。 117 ◯神近住宅課長 それでは、建築部提出資料の26ページをお開きください。住みよかプロジェクト推進費、予算額280万8,000円でございます。重点プロジェクトの1つであります住みよかプロジェクトに係る予算でございます。1.概要でございますが、人口減少や少子高齢化、人口動態が転出超過であることなどが課題となっており、若い世代に選ばれる魅力的なまちを目指し、人口減少に歯どめをかける6つの重点プロジェクトの1つとして住みよかプロジェクトに取り組んでおります。このページの一番下にイメージ図がありますけれども、若者、学生、新規就労者、子育て世帯などの若い世代をターゲットとし、住宅に関する課題解決策を見つけていくことをこのプロジェクトで取り組むことにしております。  27ページをごらんください。2.事業内容ですが、(1)市民ワークショップの開催につきましては、若い世代が住宅に求める条件や周辺環境などを把握するため若者や子育て世帯などを対象としたワークショップを開催し、住宅に関する課題を明らかにするとともに、若い世代が求める住まいのあり方を整理いたします。3回を予定しております。次に、(2)市営住宅空き室の短期的利活用実験ですが、長崎市と地元大学が協働し、市営住宅の空き室に学生が実際に生活した体験などを踏まえ、若い世代が求める間取りや性能などの住宅プランを検討いたします。あわせて地域のコミュニティ活動にも参加いただく予定にしております。次に、3.事業費内訳と4.財源内訳は記載のとおりでございます。  次に、資料28ページをお開きください。指定管理費、予算額4億9,647万7,000円でございます。1.目的でございますけれども、市営住宅及びその共同施設の管理を指定管理者に行わせることで、市民サービスの向上及び経費の節減を図るものでございます。事業概要ですが、令和2年度から全市域を対象としまして2地区に分割し、指定管理者により居住環境の維持管理等を行うものでございます。3.指定管理者の名称はA地区及びB地区についてそれぞれ記載のとおりでございます。4.指定の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間としております。5.指定管理者の更新に係る主な変更点ですが、(3)北及び南の両総合事務所で行っている修繕を指定管理の業務とするとともに、(4)A、B地区のそれぞれに第2事務所を設けることとしております。  資料29ページをごらんください。6.指定管理者更新に伴う周知としましては、入居者の皆様が混乱しないよう全世帯向けに周知の案内文書を配布するなどすることとしております。7.事業費内訳、8.財源内訳は記載のとおりでございます。  資料30ページをお開きください。上段の申請手続それと下段の維持管理費につきまして、今回の指定管理者の範囲を広げることについてのイメージ図といいますか、模式図でございます。  資料31ページをごらんください。A3版の地図でございます。令和2年4月以降のA地区とB地区の市営住宅の管理の範囲、それと第2事務所の位置図を示しておりますのでご参照ください。  次に、32ページをお開きください。管理事務費、予算額4,188万2,000円でございます。1.概要ですが、市営住宅の維持管理を円滑に行うための事務費でございます。2.事業費内訳ですが、上段の人件費として住宅管理人に報酬を支払っておりますが、その業務は下段の米印、住宅管理人の業務に記載のとおりでございます。表下段の事務費はチトセピアアパートの共用部分や駐車場街路灯の電気料などになっております。  33ページをお開きください。3.財源は記載のとおりでございます。  次に、資料34ページをごらんください。建物保険料、予算額834万4,000円でございます。これは先日、第64号議案「相互救済事業の委託について」でご審議いただいたときの火災等の市営住宅等に生じた損害に備えた保険の経費でございます。3.事業内容、4.事務費内訳、5.財源内訳は記載のとおりでございます。  資料35ページをお開きください。ながさき住みよ家リフォーム補助金、予算額7,920万7,000円でございます。1.概要でございますが、住宅の居住環境改善や市内の若手技能者の育成と技術の継承を目的として、市内に本社がある法人等に発注する住宅リフォーム工事に要する費用の一部を助成するものです。2.事業内容(1)補助の条件等、(2)対象工事内容、(3)助成額は記載のとおりでございます。  資料36ページをごらんください。3.事業費内訳、4.財源内訳は記載のとおりでございます。中ほどに参考としまして近年の実績を記載しておりますのでご参照ください。  次に、資料37ページをお開きください。住宅性能向上リフォーム補助金、予算額5,056万7,000円でございます。1.概要ですが、国の社会資本整備総合交付金を活用し、住宅の浴室・便所のバリアフリー化、屋根の遮熱・断熱塗装による省エネ化など、住宅の性能向上を目的として市内に本社がある法人等に発注する住宅リフォーム工事に要する費用の一部を助成するものです。2.事業内容の(1)補助の条件等及び(2)対象工事につきましては、記載のとおりでございます。(3)助成額は対象工事の5分の1で、上限額を10万円といたしております。  資料38ページをごらんください。3.事業費内訳、4.財源内訳は記載のとおりでございます。中ほどに参考としまして近年の実績を記載しておりますので、ご参照ください。  次に、39ページをお開きください。定住促進空き家活用補助金、予算額248万円でございます。1.概要ですが、空き家・空き地バンクに登録された戸建て空き家に市外等からの住みかえを目的にして、空き家に残る家財等の撤去・処分する場合やリフォーム工事を行う場合に費用の一部を助成し、空き家の活用を図るものです。事業の内容の(1)及び(2)は記載のとおりでございます。次に、(3)空き家対策計画広報に係る啓発費でございますけれども、空き家活用・対策に係るパンフレット等を作成し周知を図るものでございます。  次に、資料40ページをごらんください。3.事業費内訳、4.財源内訳は記載のとおりでございます。下段の表に近年の実績を記載しておりますのでご参照ください。  次に、資料41ページをお開きください。【補助】既設公営住宅改善事業費、矢上団地ほか、7億5,480万円、【単独】既設公営住宅改善事業費、川平団地ほか、1億1,010万円でございます。合計で予算額8億6,490万円でございます。1.概要は記載のとおりでございます。2.事業内容は外壁改修、屋上防水改修などの工事になります。3.事業費内訳の表でございますが、42ページにかけて記載をしております。今回改修を行います団地・棟ごと、それと建設年度、内容、工事費の【補助】と【単独】の内訳を記載しております。  43ページをお開きください。一番上の委託料の内訳でございますけれども、2段目の宿町団地ほか33団地につきましてはブロック塀改修の設計を予定しております。中段の表は事務費に係る内訳でございます。ご参照ください。下段の表は財源内訳でございますが、44ページの米印に記載のとおり、社会資本整備総合交付金と公営住宅建設事業債を財源としております。  資料45ページのA3版の地図は改修工事を実施予定としております団地の位置図でございます。ご参照ください。  資料の46ページから64ページまでは改修を予定しております各団地の位置図、現況写真を添付しておりますので、あわせてご参照ください。  次に、資料65ページをお開きください。高島光町団地エレベーター整備事業の債務負担行為、限度額3億5,280万円でございます。1.債務負担行為の概要でございますけれども、高島光町団地内のA棟及びB棟のエレベーター設置工事について工事発注の平準化を図る観点から債務負担行為を設定するものでございます。2.債務負担行為限度額の内訳等の(2)期間、(3)財源内訳は記載のとおりでございます。一番下の参考の表は高島光町団地エレベーターの全体事業費をお示ししております。今後のスケジュールとしましては、令和2年9月に契約を締結し、令和3年8月までの工期で実施する予定としております。  資料66ページをごらんください。既設公営住宅改善事業の債務負担行為、2,000万円でございます。この工事も工事の平準化を図る観点から債務負担行為を設定するものでございます。2.債務負担行為限度額の内訳の(2)期間は令和2年度から令和3年度までで財源内訳は記載のとおりでございます。下段の参考の表は全体事業費及び工事予定の団地などを記載しておりますのでご参照ください。  次に、資料67ページをお開きください。PFI導入可能性調査費、予算額500万円でございます。1.概要でございますが、建物の経年劣化に加えて水回り機能の低下及びバリアフリーに対応していないことなどから、市営住宅を建て替えることで居住水準の向上を図るものです。建て替え計画のある団地の中から建て替えに伴う余剰地が見込めない新戸町団地及び建て替えで余剰地が創出できる日見大曲団地、宿町団地、宿町第2団地においてPFI導入可能性の検討を行い、建て替えの規模や事業費などを今後の市営住宅の建て替え事業に対応するPFI導入基準として作成するものでございます。2.事業内容の(1)業務対象団地は記載のとおりで、(2)スケジュールとしまして、令和2年度にPFI基準を作成するための業務委託を行います。  資料68ページをごらんください。(3)導入可能性調査の内容ですが、業務委託の(案)としまして想定しております業務内容を、長崎市と受託者との分担の内容を記載しております。3.PFI事業の効果としまして(1)民間事業者の経営上のノウハウや技術的能力の活用、(2)事業コストの削減、(3)民間に対する新たな事業機会をもたらすことなどが考えられます。  69ページをお開きください。4.事業費内訳と、5.財源内訳につきましては記載のとおりでございます。中ほどから下段にかけましては、対象となる団地の写真を掲載しておりますのでご参照ください。  次の70ページ、71ページについては位置図を記載しておりますのでご参照ください。
     次に、資料72ページをお開きください。【補助】公営住宅建設事業費、塩町団地、予算額7,600万円でございます。1.概要は建て替えが完了しました伊王島町塩町団地の旧1号棟の解体工事を行うもので、2.事業費内訳は解体工事及び敷地確定測量でございます。3.解体建物概要、4.事業費内訳、5.財源内訳は記載のとおりでございます。  資料73ページをお開きください。塩町団地の新旧1号棟の写真でございます。  74ページは、位置図を記載しておりますので、あわせてご参照ください。  75ページをお開きください。【補助】公営住宅建設事業費、(仮称)野母崎団地、予算額3,280万円でございます。1.概要でございますが、昭和41年度から昭和59年度にかけて建設された補強コンクリートブロック造の住宅5団地7棟を集約し、別敷地において鉄筋コンクリート造により建て替えを行うものでございます。2.事業内容は実施設計の業務委託、土質調査の業務委託でございます。3.全体事業内容及びスケジュールは記載のとおりでございます。地元との協議行いながら建設予定地の決定を行いまして、4月以降に業務委託の発注の準備に入る予定としております。  資料76ページをごらんください。4の建物概要、5の現況写真、6の事業内容及び7の財源内訳は記載のとおりでございます。  資料77ページをお開きください。野母崎地区の市営住宅の位置図でございますのでご参照ください。  長くなりましたが、私からの説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 118 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 119 ◯西田実伸委員 委員会資料67ページのPFI導入可能性調査のところで中身や概要はわかります。知りたいのは対象となる団地の現在の入居状況はどうなんですか。できればブロックごとで新戸町まで教えていただければ。 120 ◯神近住宅課長 しばらく時間をください。すぐわかると思いますので。 121 ◯向山宗子委員 28ページの指定管理費、それと32ページの管理事務費も関係するかどうかよくわからないんですけれども、以前から私は言っていたんですけど、今本当に高齢化が進んできて、自治会を持っている団地、そうでないところ、あると思いますけれども、要するに自治会費すら5階まで上って集めて回ることができない、また自治会費ではなくて、普通のいろんな維持管理費で、個人負担分が電気料とかエレベーター料とか含めて、個々で払うとかそこによってどうも違うみたいなんですけど、とにかく個別に集めて回ることが負担でしようがないと。役員もいない。そのことをしなければいけないから自治会長、自治会役員も出られないという八方塞がりの状況ということをよく耳にします。今回この経費が出ていますけれども、そういうことも含めた上で、いろんな法律的に厳しいところがあるのかもしれませんけれども、あらかた最初に住宅費と一緒に月々の住宅費とそういう経費を集めるということはできないんでしょうかというお尋ねをしていたと思うんですけれども、もし今の見解があれば教えていただければと思います。 122 ◯神近住宅課長 向山委員がおっしゃったのは多分共益費の集め方の話だと思いますけど、先ほど委員がおっしゃったように、エレベーターがついていないという中で高齢化でなかなか集金が難しいという話を我々も聞いております。そういった中で他の類似の都市に聞きますと、もう市のほうで集めているというところも、まだ少ないんですけれども幾つかございます。こういったところで先ほどお話しいただいたように、我々も高齢化に伴って今までできたことができていないという話を聞いておりますので、今後団地によっては団地の自分たちで振り込みをしているんだよという話も聞いたりしております。ただ、いろんな方法があると思いますので、その辺は皆さんとお話をしながらどういう方法がいいのか、それで各団地で共益費の金額というのが全然違うんですね。そういったところでも入居者の方たちとも意見交換をしながら、今後検討していきたいと思っております。  以上でございます。 123 ◯向山宗子委員 わかりました。本当そこそこでかなり金額が違うというのも私も承知をしておりますので、これ各団地と打ち合わせをしないといけない作業なので大変な作業量にはなると思うんですけれども、ぜひお願いしたいと思いますし、要するに後から徴収する分に関して言うと、払わない人はもう払わない、要するにほかの方が迷惑をしているというようなことも聞き及んでおりますので、そういうことがないように努力をいただければと思いますのでよろしくお願いいたします。 124 ◯筒井正興委員長 先ほどの答えはありますか。 125 ◯神近住宅課長 日見の大曲住宅が入居率75%、日見の大曲アパートが83.1%、宿町住宅が73.7%、宿町第2住宅が88%。新戸町が76.1%でございます。 126 ◯西田実伸委員 ありがとうございました。もう少し少ないのかなと実は思ったんですよ。ただ、この質問したのは入居率は70%以上だということですが、このPFIを調べるときに住民に不安を与えないようにしていただきたいのが質問の根本で、というのが今入居制限もされているというところもありますし、そういう面で、変なうわさはないでしょうけれども、私たちは出ていかんばとやろうかとかなんとかって話にならないように、慎重にしていただきたいということだけつけ加えたいと思います。  以上です。 127 ◯永尾春文委員 委員会資料の39ページの定住促進空き家活用補助金のことについてお尋ねします。(3)の空き家対策計画広報に係る啓発費ということで、市民の方には広報ながさきに折り込みということで、掲載内容を見ると庁内でいろんな課に分かれていることを1つにまとめて案内するということで、大変いいことだなと思うんですが、これは空き家の場合は特に市内にそういう所有をしている、相続した方もいるでしょうし、一方でやはりよくあるのは市外の方で空き家になっている状況も多いわけで、例えばこういうふうな情報が、今回はパンフレットですけどホームページで一括して見られるような、何かそういう場所を設けることで、市外の方がアクセスするときに要するに今皆さんがおっしゃる、市がお知らせしたいことが一覧になってわかるような仕組みとか、そういったのも、今後ぜひ考えていけたらと思うわけですけれども、考えを。 128 ◯神近住宅課長 永尾委員おっしゃるとおり、我々、活用といいますか補助金とかそういったものを住宅課でやっておりますけれども、同じ部で建築指導課が老朽危険空き家の形でやっております。同じ部でもありますし、その周知は同じペーパーで見えるようにしていますので、今後ホームページについてもそういった形がとれるようにやっていきたいと思います。  以上でございます。 129 ◯永尾春文委員 ぜひご検討ください。もう1つ言うと、この先にはワンストップの窓口のようなものがあればやはり市民の方、例えば市外の方でも、さまざまなことについてのご相談がそこでできるという仕組みになれば、もっといいのではないかと思いますが、これは要望にさせていただきます。  以上です。 130 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時11分=           =再開 午後3時12分= 131 ◯筒井正興委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第6項住宅費のうち、建築部及びこども部所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 132 ◯山北建築部長 続きまして、第8款土木費第6項住宅費第1目住宅管理費のうちこども部及び建築部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は262ページ及び263ページでございます。263ページの説明欄の中ほどの6.住宅リフォーム支援費の3.子育て住まいづくり支援費補助金、2,212万6,000円でございます。  詳細につきましては、こども部及び建築部連名で提出しております委員会資料に基づき住宅課長から説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  私からは以上です。 133 ◯神近住宅課長 それでは、こども部及び建築部提出の委員会資料に基づきましてご説明させていただきます。  資料1ページをお開きください。子育て住まいづくり支援費補助金、予算額2,212万6,000円でございます。1.概要でございますが、国の社会資本整備総合交付金及び県の子育て応援住宅支援事業補助金制度を活用し、安心して子どもを生み育てることができる環境づくり及び子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、多子世帯、または新たに3世代で同居、若しくは近居のための住宅の新築、取得、改修費用の一部を助成するものでございます。2.事業内容ですが、(1)の補助対象者をこれまでア.新たに3世代で同居または近居する子育て世帯等に加えて、イ.多子世帯まで拡大をしております。多子世帯とはその下の用語の定義の表の一番下の欄に記載のとおりでございます。補助対象者を拡大する理由ですけれども、子育て世帯が理想の子ども数を持たないのは家が狭いという理由を1つとしていることから、多子世帯への住環境整備及び経済的負担の軽減を図るためでございます。(2)対象内容は一番下の表に記載のとおりでございます。新築工事や新築住宅または中古住宅の取得等でございます。  2ページをお開きください。(3)補助額につきましては住宅取得費の5分の1、小学生以下の子どもがいる世帯、いわゆる子育て世帯及び多子世帯の場合は新築で上限20万円、中古で上限が40万円でございます。子育て希望世帯の場合は新築及び中古で上限が20万円でございます。3.事業費内訳と、4.財務内訳は記載のとおりでございます。なお、一番下の表に参考といたしまして近年の実績を記載しておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。よろしくお願いします。 134 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 135 ◯五輪清隆委員 2ページの補助額の関係なんですけど、新築は上限20万円、中古は上限40万円っていうことで逆じゃなかとかなと思ったんですけど、何でこういうふうになるんですか。 136 ◯神近住宅課長 財源が社会資本整備総合交付金と長崎県の子育て住宅支援事業補助金制度という2つを利用しております。この県の補助金が中古住宅に限ると、県が現在の市場にある中古住宅をできるだけ活用したいという意向があって、その分で中古住宅の上乗せがあるということでございます。  以上でございます。 137 ◯五輪清隆委員 これらの検討をしていただきたいんですけど、これだけ長崎市内の人口減の中で出生数がかなり減っているわけですから、そういう意味で住宅の手当の関係を含めて私は20万円と40万円じゃなくして、やはり100万円くらいすることによって、家を建てればなかなか引っ越しもしませんから、その辺の住宅対策も含めて今後検討していただきたいと思っています。  以上です。 138 ◯山北建築部長 委員ご指摘のとおり、やはりうちも人口流出が著しい状態ですので、ぜひ若者の子育て世代なんかの定住っていうのは促進していきたいと思いますので、ぜひ積極的に検討していきたいと思います。  以上でございます。 139 ◯筒井正興委員長 暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時18分=           =再開 午後3時20分= 140 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  これより、第9号議案「令和2年度長崎市一般会計予算」のうち本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。何かご意見はございませんか。 141 ◯五輪清隆委員 第9号議案「令和2年度長崎市一般会計予算」で建設水道委員会に付託された部分について、賛成の立場で意見を申し上げます。  第2款第1項第16目地域振興費の野母崎田の子地区再整備で恐竜博物館建設に伴うこども広場や駐車場などの再整備が計上されましたが、その中で一般車駐車場、臨時駐車場がありますが、多くの方が来館されたときに駐車場が不足することが予想されますんでその対策について検討をお願いします。  また、恐竜博物館へ車で来場する場合、国道499号だけであり、土曜、日曜、連休時に渋滞が予想されますのでその対策も検討されたい。さらに海上輸送も含め、観光対策に結びつけるような対応についても今後検討されたい。  以上であります。 142 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第9号議案「令和2年度長崎市一般会計予算」のうち本委員会に付託された部分について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 143 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時22分=           =再開 午後3時34分= 144 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第71号議案「和解について」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 145 ◯大串中央総合事務所長 それでは、第71号議案「和解について」についてご説明いたします。  議案書は追加提出分の5ページから8ページでございます。平成27年4月1日から令和2年3月31日まで稲佐山公園の指定管理者として指定されている事業者が平成26年の指定管理者公募の際に、長崎市が回答した収支決算に高圧電源分の電気料金を記載していなかったため、誤った積算を行い損害を被ったとして損害賠償等の支払いを求めて長崎地方裁判所に提訴されました。令和2年2月に裁判所から和解案の提示がなされ、長崎市といたしましては和解案を受け入れることとし、本議案を提出させていただきました。  詳細につきましては、中央総合事務所提出の委員会資料に基づき地域整備1課長から説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 146 ◯田畑地域整備1課長 総合事務所提出の委員会資料に基づきご説明いたします。  資料1ページをお開きいただきたいと思います。1.事件の概要及び経過の(1)内容でございますが、被告長崎市は平成26年の稲佐山公園の指定管理者の指定に係る公募の際に、収支決算に関する質問の回答において高圧電源契約分の電気料金の記載を漏らしておりました。その後原告の株式会社大和総業は当該公募の審査を経て、平成27年4月1日から令和2年3月31日までの期間における稲佐山公園の指定管理者として指定を受けましたが、高圧電気料を含まない誤った被告の回答により原告が当初想定していなかった料金の負担が生じたため、被告に対し質問に対する正確な回答をすべき注意義務に反し、本来支払いを受けることができた指定管理料を得ることができず損害を被ったとして、当該損害が生じたことに対する賠償金及び遅延損害金の支払いを求めて、原告が平成29年12月27日に長崎地方裁判所に訴えを提訴したものでございます。(2)相手方原告は現在の指定管理者である株式会社大和総業でございます。(3)請求額でございますが2,673万8,048円で、内訳でございますが指定管理期間5年分の高圧電気料推計額2,430万7,317円と弁護士費用でございます。次に(4)指定管理料の上限額及び応募団体の提案額でございますが、これは5年分でございますがア.上限額は3億2,531万7,000円でございます。イ.提案額でございますが、株式会社大和総業が2億9,900万6,251円、次の順位のB社でございますが、3億1,550万7,136円でございます。続きまして(5)経過でございますが、ア.平成29年12月27日に相手方である原告が長崎地方裁判所へ提訴いたしました。イ.平成30年2月21日から令和2年2月13日まで口頭弁論2回、弁論準備手続が16回行われております。  資料の2ページをお願いいたします。ウ.令和2年2月13日に第16回弁論準備手続におきまして、裁判所から和解金額の提示がなされました。エ.令和2年2月25日に裁判所から和解案の提示がなされました。続きまして、2.裁判所から提示された和解案の内容についてでございますが、(1)から(5)の5項目の和解条項が示されております。(1)被告は原告に対し、本件和解金として900万円の支払い義務があることを認める。(2)被告は原告に対し、令和2年5月29日限り、前項の金員を原告の指定する口座に振り込む方法により支払う。(3)原告はその余の請求を放棄するということでございます。(4)原告及び被告は原告と被告との間には本件に関し、この和解条項に定めるもののほかに何らかの債権債務がないことを相互に確認をする。(5)訴訟費用は各自の負担とする。以上となってございます。続きまして、3.和解に関する考え方でございますが、(1)被告、長崎市でございますが、長崎市の主な主張を委員会資料3ページに別紙1として記載しておりますのでごらんいただきたいと思います。まず、原告のほうですが、この中で原告としましては長崎市からの回答に高圧電気料の記載漏れがあったことで電気料を誤信し、誤った積算によって本来支払いを受けることができる指定管理料を得ることができず損害を被った。指定管理者の指定は形式上、行政処分であるが、実態としては契約に近いものがあり、質問に対しては正確に回答すべき注意義務を負っており契約締結上の過失と同様に考える。提案額は応募者の責任で判断するものであるが、正確な情報の提示が前提であり、誤った情報の提供があれば不測の損害を被ることができることは容易に予見できる。それから、正確な情報が開示されていた場合の提案額は平成23年から平成25年の高圧電気料金の平均値を提案額に加算した指定管理料を得ることができたことから、その金額約2,300万円が損害となる。それから、記載漏れがあった高圧電気料を加算した場合の提案額は上限額の99%となり公募の審査において価格点が下がることとなるが、次の順位の応募団体も同様に提案額に加算することとなり、技術点で優位に立っていた原告が逆転されるとは考えにくいなどの主張がなされております。一方被告長崎市といたしましては、まず回答において高圧電気料を記載していなかったことは認めております。しかしながら、指定管理料の上限には高圧電気料を含んでおり、指定管理の全期間において記載漏れの高圧電気料をそのまま損害とする積算方法は相当性、合理性がない。指定管理者の指定は公の施設の管理者を指定する行政処分であり、管理を委託する請負契約等とは異なるものであること。提案額はさまざまな情報を収集分析し応募者の責任で判断されるものであり、長崎市が質問回答書の内容で積算をするよう指示はしていない。指定提案額は応募者が複雑な思惑を働かせて決定するものであり、記載漏れがなかった場合に高圧電気料を加算した提案額が指定管理料になるものではないから、記載漏れの高圧電気料がそのまま指定管理料の損害になるものではない。仮に記載漏れがなかった場合の原告の提案額が実際の提案額に高圧電気料を加算した合算額、上限の99%になるとは思えないなどの主張を行っております。  次に、2ページにお戻りいただきまして、(2)和解案の受け入れについてでございますが、長崎市が和解案を受け入れる理由といたしましてア.高圧電気料の記載漏れがあり、長崎市の賠償責任は免れないこと。イ.裁判所からの提案額、提示額900万円は、原告側請求額約2,600万円の半分以下に抑えられた金額であり、高圧電気料の記載漏れがある中で本市の主張が一定認められたものであると判断されること。ウ.原告側が和解案を受け入れる意向でございますが、和解金額900万円未満の金額には応じる意思はなく、仮に判決となった場合、弁護士費用、遅延損害金を含めた損害賠償の金額が和解案の額を上回ることが見込まれる。以上のことから裁判所からの和解案を受け入れることで考えております。  説明は以上となります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 147 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 148 ◯浅田五郎委員 1点だけ。900万円ということについてはそれぞれが意見があると思いますね。今法廷もこれで済むっていうことだけど、ただこういった当然やるべきことをやらなかったりするのは、担当職員の処分とかそういうものはこういう場合は考えられるの。いや、それはいいんですよというのか、それだけちょっと教えて。 149 ◯大串中央総合事務所長 ご質問の職員の処分がどうなるかという点でございます。私どもこれは回答において、やはり高圧電源分を漏らしたというミスがこの事件の発端でございます。したがいまして、今後その部分において内容を調査、精査の上、処分については適切な判断がなされるものと判断しております。  以上でございます。 150 ◯平野 剛委員 すみません。説明聞いていて長崎市の見解はわかったんですが、これ仮に2,300万円前後の高圧電気料金の請求が来たときに、そうでしたすみません忘れていましたということで、もし全額それを素直に払うっていうことをした場合に、その契約上何かどっか問題が起こることになるんですか。どう判断をするかっていうのは、どっかの何かいろいろ見て判断されたと思うんですが、おっしゃるとおり申しわけございませんでしたで、そのまま素直にするには何か手続上だとか法的ルール上何か問題があったのかっていうのをまず教えてください。 151 ◯大串中央総合事務所長 まず、指定管理の指定に当たりまして応募者からの提案額で5年間お支払するという約束で協定を締結しているということであります。  その中で、今回の件につきましては、その後高圧電源分が漏れていたと発覚いたしまして、事業者のほうとも協議をした経過がございますが、やはり裁判のこの3ページで長崎市の主張としておりますが、回答の中では確かに高圧電源漏らしたという事実はございますが、公募に際しまして指定管理料の上限額、これを示しているわけですが、これについては高圧電源分の約2,500万円も含めて上限額として設定して、それを公表して募集をかけたという状況でございまして、原告側が主張したこの約二千四、五百万円、これをもともとの提案額に足しますと、上限額の99%を超える額となるということで、これが現実的に漏らしてなかったときに、正しい回答をしたときに果たして加算した額そのものが提案額となっていたかどうかという問題はやはり残るのではないかということで、この分漏らしたことに関してなかなか市としてこの全額を払うということはできないということで、結果として協議は整わず裁判に至ったということでございます。  以上でございます。 152 ◯平野 剛委員 いや、ちょっと聞きたかった趣旨はそういうわけじゃなくて、その2,300万円をもし素直に払ったとして、払ったらその逆にどっかからまたそれはそれで問題が起こるんですかっていう、わかるかな。余計払わんでいいお金を逆に払ってしまったっていうことで、だからどっかルール上でそれはそれでおかしいということになるのかっていうことをちょっと聞きたかったんです、法律上っていうか。 153 ◯筒井正興委員長 平野委員、それは想定のことを聞くというのはちょっと。 154 ◯平野 剛委員 法律的に指定管理の指定っていうのはこうやって出しているから、そういう請求を後からされてもそれはもう、なしの話なんだっていうところからスタートするのか、2,300万円払う可能性はある中で、その中で検討していくのかっていう。 155 ◯筒井正興委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後3時49分=           =再開 午後3時57分= 156 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。 157 ◯大串中央総合事務所長 この指定管理料につきまして、今回のケースで言えばあくまで指定管理料の上限額に高圧電気料分も含めて正しい額を提示をお示しをして提案いただいたということで、この回答書にミスがあったとしても指定管理料自体を増額変更等はできないものと考えております。あくまで、その指定管理業務を始めた後、赤字が出たということでこの高圧電源分の回答漏れが見つかったということで、あくまでその後につきましては損害賠償として扱われるべきものと判断しております。  以上でございます。 158 ◯五輪清隆委員 2ページで、訴訟費は各自負担ってなっとっとですけど、こういうケースの場合、報告できんならあれですけど、市は大体どれぐらいの費用がかかるんですか。こういう裁判のとき原告はどのくらいかかっているんですか。 159 ◯大串中央総合事務所長 資料2ページの和解案の内容(5)訴訟費用は各自の負担とすると、ここで言う訴訟費用は基本的に裁判の手続を進める上で必要な経費ということで、書類郵送代等も含めてそれぞれ数万円程度だと思います。ただ、これ以外当然ながら弁護士にお願いしますので弁護士料というのがそれぞれかかっております。それが原告側がここに記載の二百数十万円が、これ恐らく勝訴した場合の成功報酬も含めているのかなと思いますが、この二百数十万円が原告が弁護士に伴う、かかる費用。長崎市は約110万円の着手金として弁護士にお支払いをしているというものでございます。また、この和解に伴いまして、いわゆる成功報酬的な部分はまた幾らかお支払いするべきかどうか、これは弁護士と相談の上、別途協議をさせていただいた上で決定をしたいと考えております。  以上でございます。 160 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結します。
     次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第71号議案「和解について」、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 161 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時0分=           =再開 午後4時1分= 162 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第68号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」のうち本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査方法について協議した結果、原則、各項 ごとに説明・質疑を行った後、討論・採決を行う ことに決定した。なお、審査の順序については、 別添の「歳出審査早見表」のとおり進めることに 決定した。〕 163 ◯筒井正興委員長 それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 164 ◯森尾中央総合事務所理事 令和元年度長崎市一般会計補正予算(第8号)につきましては、当初予算編成終了後の1月31日に国の補正予算が成立し、その後新たな内示が順次、国からなされたものでございます。  それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費における総合事務所所管分の補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の24ページ、25ページをお開きください。上段の第3目道路橋りょう新設改良費の説明欄に記載の1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)の5.道路構造物等補強及び第4目交通安全施設費の説明欄に記載の1.【補助】交通安全施設整備事業費、1.園児等移動経路緊急安全対策について、国の1次補正に伴い増額しようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。予算説明書の32ページ、33ページをお開きください。下から3段目の第3目道路橋りょう新設改良費の【補助】道路新設改良事業費(社会資本総合整備交付金)、道路構造物等補強と第4目交通安全施設費の【補助】交通安全施設整備事業費、園児等移動経路緊急安全対策について5事業の繰越補正をお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましてはそれぞれ右端の繰越事由の欄に記載しております。  なお、詳細につきましては総合事務所提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。 165 ◯田畑地域整備1課長 総合事務所提出の委員会資料に基づきご説明させていただきます。  資料1ページをお開きいただきたいと思います。  【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、道路構造物等補強、補正額3,830万円でございます。1.概要の(1)事業の目的でございますが、国の社会資本整備総合交付金(防災・安全交付金)を活用し道路等の災害を防止するため、道路構造物等について法に規定された5年に1回の定期点検や緊急性に応じた補修・補強を行うものでございます。(2)補正予算の理由といたしましては、国の1号補正に伴い予算を増額するものでございます。2.事業内容につきましては、中央総合事務所で3橋の補修工事を予定しており、3,830万円の補正をお願いするものでございます。  2ページをお開きいただきたいと思います。4.財源内訳は表に記載のとおりでございます。  3ページから4ページでございますが、補正箇所の位置図でございます。  次に、【補助】交通安全施設整備事業費、園児等移動経路緊急安全対策、補正額770万円でございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、国の社会資本整備総合交付金(防災・安全交付金)を活用し、未就学児が日常的に集団で移動する経路において未就学児の安全を確保するため施工するものでございます。(2)補正予算の理由といたしましては、国の1号補正に伴い予算を計上するものです。2.事業内容につきましては、大黒町筑後町1号線ほかで交差点改良や歩道拡幅などを行うものでございます。3.財源内訳は記載のとおりでございます。  6ページをお開きいただきたいと思います。上段に大黒町筑後町1号線の交差点改良及び大黒町上町1号線の歩道拡幅の位置図を添付いたしております。下のほうには写真と整備後のイメージを添付しております。  7ページをごらんいただきたいと思います。7ページは上の段のほうに小江原春木線の交差点改良の位置図を添付しておりまして、下の段に写真と整備後のイメージ図を添付しています。ご参照いただきたいと思います。また、令和元年6月議会におきまして、【単独】交通安全施設整備事業費、園児等移動経路緊急安全対策といたしまして6,000万円の補正をいただき、その後施設管理者や交通管理者などと合同点検を行い、危険箇所の対策を行っている状況でございます。7ページの一番下のほうに参考として合同点検後の対策状況を記載しております。要望全体で504カ所、点検箇所397カ所、うち対策が必要な箇所が281カ所となってございます。現在令和2年2月10日現在で83カ所が対策済みで、引き続き安全対策を進めていきたいと考えております。  続きまして、繰越明許費についてご説明をいたします。資料8ページをお開きいただきたいと思います。第2項道路橋りょう費の繰越明許費の位置図になってございます。  資料9ページをごらんいただきたいと思います。先ほどご説明させていただきました【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、道路構造物等補強でございますが、繰越事由として国の1号補正に伴うものであり、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は3,830万円で、7号補正分を含めると4,030万円となります。令和3年2月に完了予定でございます。  10ページをお開きいただきたいと思います。【補助】交通安全施設整備事業費、園児等移動経路緊急安全対策でございますが、繰越事由として国の1次補正予算に伴う工事が年度内に完了しない見込みであるためでございます。完了予定は令和3年2月を予定しております。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 166 ◯筒井正興委員長 それでは質疑に入ります。 167 ◯西田実伸委員 1点だけ。委員会資料の5ページの交通安全施設整備事業費、これが繰り越しで2月までなっていますよね。ちょっとこれ安全対策急がんばやなかとかなと思うんですが、来年令和3年2月までというのは遅過ぎと思うんですが、ここのところはどういうふうな工事を考えているんですかね。 168 ◯森尾中央総合事務所理事 工事自体は歩道を広げるっていう工事なんですが、警察の協議がかかるものは警察と協議して、それで範囲を決めていくものですから、時間がかかるということで来年の2月ということでこの2カ所はしています。  以上です。 169 ◯西田実伸委員 その理由はわかるけれども、安全対策第一なのでこれが前倒しにできるのか、できんのか、そういうことは可能なのかと、具体的に言えばそういうことですね。 170 ◯森尾中央総合事務所理事 確かに来年の2月ということで書いていますけれども、私ども警察のほうと協議が済み次第、すぐにでもかかろうと思っていますので、委員が言われるとおりできるだけ早く対応するようにしたいと思います。  以上です。 171 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時12分=           =再開 午後4時13分= 172 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第8款土木費第3項河川海岸費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 173 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第3項河川海岸費における総合事務所所管分の補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の24ページ、25ページをお開きください。中ほどに記載の第3目海岸保全費の説明欄に記載の1.【補助】海岸保全事業費(社会資本整備総合交付金)の1.東望地区及び第4目県施行事業費負担金の説明欄に記載の1.河川海岸費負担金、1.急傾斜地崩壊対策事業について、国の1次補正に伴い増額しようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。予算説明書の32ページ、33ページをお開きください。中ほどの第3目海岸保全費の【補助】海岸保全事業費(社会資本整備総合交付金)の東望地区と、第4目県施行事業費負担金の河川海岸費負担金の急傾斜地崩壊対策事業費について、繰越補正をお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましては、それぞれ右端の繰越事由の欄に記載しております。  なお、詳細につきましては総合事務所提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。 174 ◯出口地域整備2課長 総合事務所提出の委員会資料に基づきご説明いたします。  資料11ページをごらんください。【補助】海岸保全事業費(社会資本整備総合交付金)、東望地区、補正額1,000万円でございます。1.概要の(1)事業目的ですが、国の補正に伴い国庫補助である社会資本整備総合交付金(防災・安全交付金)を活用して、東望海岸の越波対策を行い浸水被害の防止を図るものでございます。(2)補正予算内容ですが、国の1号補正に伴う増額でございます。2.事業内容の(2)8号補正につきましては、消波ブロックの製作・設置を行う消波工を延長約6メートル追加するものでございます。3には全体計画を、4には財源内訳を記載しておりますのでご参照ください。  12ページをお開きください。工事箇所の位置図でございます。赤字で示したものが工事場所でございます。  次に13ページをごらんください。河川海岸費負担金、急傾斜地崩壊対策事業費、補正額2,400万円でございます。1.概要ですが、急傾斜地の崩壊による被害から市民の生命と財産を守るため、県が施行する急傾斜地崩壊対策事業に対し国の1次補正があったため、地元負担金を支出するものでございます。2.事業内容ですが、表の各欄の補繰と記載しております三川(3)地区ほか6地区の補正をお願いするものでございます。  14ページをお開きください。3.の財源内訳は記載のとおりでございます。  15ページをごらんください。補正箇所の7カ所の位置図でございます。  続きまして、繰越明許費についてご説明いたします。資料16ページをお開きください。第3項河川海岸費の繰越箇所の位置図でございます。  次に、資料17ページをごらんください。まず、【補助】海岸保全事業費(社会資本整備総合交付金)、東望地区でございますが、国の1号補正に伴うものであり、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。繰越額は1,000万円で、7号補正分を含めると1,480万円となります。なお、工事は令和3年2月に完了予定でございます。  18ページをお開きください。繰越箇所の工事箇所の平面図でございます。  19ページをごらんください。次に、河川海岸費負担金、急傾斜地崩壊対策事業費でございます。国の1号補正に伴うものであり、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰り越しをお願いするものでございます。繰越額は2,400万円で、7号補正分を含めますと4,400万円となります。令和3年2月に完了予定でございます。下段には全体の位置図を、22ページから23ページにかけましては補正箇所ごとの平面図を掲載しておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 175 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。  質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時19分=           =再開 午後4時20分= 176 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第8款土木費第4項港湾費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 177 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第4項港湾費の繰越明許費の補正についてご説明いたします。  予算説明書は32ページ及び33ページをお願いいたします。32ページの第4項港湾費第2目県施行事業費負担金の港湾費負担金、港湾事業費でございます。これにつきましては、国の1次補正予算に伴いまして、繰越明許費の補正をお願いするものでございます。  繰越事由につきましては、隣の33ページの繰越事由の欄に記載のとおりでございます。  詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 178 ◯谷口都市計画課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料の1ページをお開きください。第4項港湾費第2目県施行事業費負担金の繰越明許費につきましてご説明いたします。これは国の1次補正予算に伴う、長崎県が施行する港湾事業が年度内に完了しない見込みであるため、本市の負担金につきまして、表の二重線で囲んである分に記載のとおり1,850万円の繰り越しをお願いするものでございます。  次の2ページから3ページには繰越箇所の位置図をお示ししております。  それでは、3ページをごらんください。繰越箇所の概要でございますが、上段の伊王島地区は浮き桟橋の改良工事や浮き桟橋とターミナルとの間の通路部分の改良工事などが予定されております。下段の年崎地区は離岸堤の設置工事が予定されております。いずれの地区も工事が年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 179 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。  質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時22分=           =再開 午後4時23分= 180 ◯筒井正興委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 181 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書24ページ及び25ページをお願いいたします。まず、増額の補正予算についてご説明いたします。24ページの目の最下段に都市開発費でございますが、その隣25ページの説明欄にあります1.【補助】市街地再開発事業の1.新大工町地区につきまして4億6,670万円を増額しようとするものでございます。これは先にご審議いただきました補正予算第7号の際にご説明させていただきましたが、国から事業費の平準化を求められたことにより、令和2年度当初予算に計上しております金額の一部を令和元年度に前倒しして計上させていただくものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。予算説明書32ページ及び33ページをお願いいたします。32ページの項の欄の5.都市計画費の第2目都市開発費の【補助】市街地再開発事業費、新大工町地区でございます。繰越事由につきましては、隣の33ページに記載のとおりでございます。詳細につきまして、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。  私からは以上でございます。 182 ◯谷口都市計画課長 まちづくり部提出の委員会資料の4ページをお開きください。  第2目都市開発費の補正予算並びに繰越明許費につきましてご説明いたします。まず、補正予算ですが【補助】市街地再開発事業費、新大工町地区としまして、4億6,670万円の増額補正を行うものでございます。1.事業概要でございますが、一番下の段に記載のとおり国の1次補正予算に伴い補正するもので、令和2年度に計上させていただいておりました予算の一部を前倒しして計上するものでございます。新大工町地区市街地再開発事業の概要等につきましては、中段の表並びに下段の位置図に示しているとおりでございます。  5ページをごらんください。次に、2.令和元年度事業内容でございますが、(1)事業内訳に記載のとおり当初は建築工事の工事監理などのための調査設計計画費、建物の解体や移転補償のための土地整備費、そして再開発ビルの建築のための建築工事費などを予定しておりましたが、今回の補正に伴いまして、その下の(2)補正内容に記載のとおり調査設計計画費、土地整備費及び建築工事費を増額しております。その下の3.財源内訳、4.これまでの主な経緯、5.今後のスケジュールにつきましては記載のとおりでございます。
     6ページをお開きください。上段には再開発ビルの主な用途の配置イメージ図を、中段には完成後のイメージパースを、下段には現況写真をそれぞれ掲載しておりますので後ほどご参照ください。  7ページをお開きください。続きまして、繰越明許費につきましてご説明いたします。これは先ほどご説明させていただきました国の1次補正予算に伴う事業が年度内に完了しない見込みであることから、本市の補助金につきまして表に二重線で囲んでいる記載のとおり、補正額と同額の4億6,670万円の繰り越しをお願いするものでございます。下段には繰り越しの予定箇所などを掲載しておりますので後ほどご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 183 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費における総合事務所所管分の補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の26ページ、27ページをお開きください。第6目公園費の説明欄に記載の1.公園等維持管理費、1.稲佐山公園損害賠償請求事件和解金について、先ほどご審議いただきました第71号議案「和解について」におきましてご説明いたしましたとおり、裁判所から和解案が提示されたことに伴い増額補正しようとするものでございます。  なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。 184 ◯田畑地域整備1課長 総合事務所提出の委員会資料に基づきご説明いたします。  資料24ページをごらんいただきたいと思います。稲佐山公園損害賠償請求事件和解金、補正額900万円でございます。これは先ほどご審議いただきました第71号議案「和解について」におきまして裁判所から提示がありました和解金額900万円の増額補正を行うものです。1.概要、2.和解条項の内容につきましては記載のとおりでございます。3.財源内訳は900万円全て一般財源となります。4.原告は資料記載のとおりでございます。  私からの説明は以上でございます。 185 ◯吉田土木部長 第8款土木費第5項都市計画費における補正予算のうち土木部所管分についてご説明をいたします。  予算説明書は34ページでございます。一番上に記載の第8款土木費第5項都市計画費第7目県施行事業費負担金の都市計画費負担金、社会資本整備総合交付金事業費につきまして、繰越明許費の補正をお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましては、35ページの右端、繰越事由の欄に記載をいたしております。  詳細につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 186 ◯長瀬土木企画課長 第8款土木費第5項都市計画費第7目県施行事業費負担金の繰越明許費についてご説明を申し上げたいと思います。  土木部提出資料1ページお開きいただきたいと思います。これは国の1次補正予算に伴う県施行事業が年度内に完成しないため、本市の負担金について繰り越しをお願いしようというものでございます。対象となる事業でございますけれども、資料の下のほうの図面にございますけれども県施行事業の都市計画道路滑石町線(大神宮工区)でございます。具体的には、資料中ほどの表の事業内容及び財源内訳に、表の左端から路線名、事業費、そして国、県、市の負担内訳を記載してございます。右端の太線の枠内が市の負担分で、予算現額、支出予定額、繰越明許額となってございます。  今回、国の1次補正がなされた社会資本整備総合交付金事業費について、太線枠内の5,849万2,000円が市の負担分の繰越明許額となります。  私からの説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 187 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。  質疑を終結いたします。  討論に入ります前に理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時32分=           =再開 午後4時32分= 188 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  これより、第68号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」のうち本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。何かご意見ありませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。第68号議案「令和元年度長崎市一般会計補正予算(第8号)」のうち本委員会に付託された部分について原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 189 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時33分=           =再開 午後4時34分= 190 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第69号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」のうち本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査の順序について協議した結果、別添の「歳出 審査早見表」のとおり進めることに決定した。〕 191 ◯筒井正興委員長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 192 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費につきましてご説明いたします。  予算説明書は16ページ及び17ページをお願いいたします。16ページの目の一番下の欄、2.都市開発費でございますが、隣の17ページの説明欄にあります1.【補助】市街地再開発事業費の1.新大工町地区につきまして4億6,670万円を減額しようとするものでございます。これは先にご審議いただきました令和元年度補正予算第8号におきまして、前倒しして計上させていただいた金額と同じ額を令和2年度予算から減額させていただくものでございます。  詳細につきまして、まちづくり部提出資料に基づき担当課長からご説明いたします。どうぞよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 193 ◯谷口都市計画課長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料の1ページをお開きください。【補助】市街地再開発事業費、新大工町地区としまして4億6,670万円の減額補正を行うものでございます。1.事業概要でございますが、下から2行目に記載のとおり国の1次補正予算に伴いまして、令和2年度に計上させていただいた予算の一部を令和元年度に前倒ししたため、令和2年度予算額を減額補正するものでございます。新大工町地区市街地再開発事業の概要等については中段以降に記載のとおりでございます。  2ページをお開きください。次に、2.令和2年度事業内容でございますが、(1)事業内訳に記載のとおり当初は建築工事の工事監理などのための調査設計計画費、解体や移転補償のための土地整備費、そして再開発ビルの建築のための建築工事費などを予定しておりましたが、今回の減額補正に伴いまして、その下の(2)補正内容に記載のとおり調査設計計画費、土地整備費及び建築工事費の一部を減額するものでございます。その下の3.財源内訳、4.これまでの主な経緯、5.今後のスケジュールにつきましては記載のとおりでございます。  3ページをごらんください。上段には再開発ビルの用途の配置イメージ図、中段には完成後のイメージパース、下段には現況写真をそれぞれ掲載しておりますので、後ほどご参照ください。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 194 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。  質疑を終結いたします。  次に、第69号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」のうち本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。第69号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第1号)」のうち本委員会に付託された部分について原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 195 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。よって本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これをもちまして、本日の委員会を散会いたします。  次回の委員会は、あす午前10時から、当委員会室で開会いたします。           =散会 午後4時38分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。         建設水道委員長 筒井 正興 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...